|
タイトル名 |
父と暮せば |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-12-01 19:30:21 |
変更日時 |
2011-12-01 19:36:22 |
レビュー内容 |
これねー。話としてはいいと思うのですよ。特に原田芳雄のエプロン劇場とか、終盤のジャンケンとか。しかしいかんせん、舞台を意識しすぎ。台詞回しも舞台ならいいですが、映画でああいう風にしゃべると不自然です。個人的に舞台劇の映画化は好きなのですが、これはもう少し考えてほしかったところ。舞台風の映画であっても、『十二人の怒れる男』のような傑作もあるわけですし、本作はやはり演出のまずさが出てしまったと言わざるを得ません。惜しいです。井上ひさしはこの映画化について、「世界中の人に見てもらえるようになった」と言って喜んでいたそうです。そういう意義はあるものの、舞台人の自己満足でしょう。 |
|
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
父と暮せばのレビュー一覧を見る
|