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タイトル名 |
ブギーナイツ |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-12-10 00:20:53 |
変更日時 |
2013-12-10 00:20:53 |
レビュー内容 |
ポルノという、いかがわしさではトップレベルな業界の内部事情をちょっと離れた視点から、でも愛を込めて描いています。売れれば天下、かりそめのスポットライトと咲き乱れる徒花。しかし一歩外に出てみれば、“表”社会の風当たりの厳しいこと。銀行融資は受けられず、子供との面会も認められない。肩を震わせて泣くJ・ムーアの姿には胸が詰まる。 後ろ指を差される者同士、業界内部に入ってみればみんな互いに優しい。表世界に痛めつけれてしゅんとなって戻ってきたエディを、慈父の如く迎え入れる監督。想像だけど、彼が実家に戻ったならば、あの実母は完膚なく拒否しただろう。 モラルの危うい世界に人生を破壊されたW・H・メイシー扮するスタッフの写真が監督邸に掲げてあった。彼の作品への貢献を皆忘れない。かくも愛のある社会、何がそんなに悪いのか、“表”社会がそんなにエライのかと、このシーンで思わず憤激。子供に会わせてやってくれよお。 |
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