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モンゴル - かっぱ堰さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 モンゴル
レビュワー かっぱ堰さん
点数 4点
投稿日時 2024-08-24 09:46:51
変更日時 2024-08-24 09:46:51
レビュー内容
チンギス・ハーンの少年期から青年期くらいまでを扱っている。最後に出る1196年の戦いが実際どれだけ決定的なものだったか知らないが、この映画ではとりあえず、これでこの周辺での主人公の優勢が確定した程度には見える。
現実にはそれまで多くの集団や人物が複雑にからんでいたのだろうが、この映画では思い切って主人公家族とライバル1人に集約して単純化している。出来事の経過をまともに説明する気もないようで、例えば幽閉先から救出→家族でピクニック→神頼み→いきなりライバルとの決戦、というように場面が飛んで、主人公の気持ち本位で物語が進む。
それでも映画だからまあいいかといえなくはないが、結局全体として何が言いたいのかわからない。家族として出ていた息子(ジョチ)と娘(目が大きい)は両方とも主人公の実子でなかった感じだが、妻の子でありさえすれば構わない、という純愛を表現した映画だったということか。それでもいいがそれだけで終わりか。
歴史上の人物を扱う場合、その事績の実現に至った動機や熱意の源が何だったかを若年期に求めようとするなら話はわかる。しかしこの映画では、愛する妻の願いをかなえるためにモンゴルを統一した、というくらいはいえるかも知れないが、その先にある空前の世界帝国の形成(さらにユーラシアの東西交流の拡大など)にまでつながっていく気はしない。そこまで意図するのでなければ、そもそも何でチンギス・ハーンを題材にしたのかということになる。
歴史物語として半端な一方でドラマ的にも受け取りづらく、残念ながら褒めたい点が発見できない映画だった。

以下その他雑記
・浅野忠信は目が細いから選ばれたのかと思った。
・主人公が幽閉されていた場所にあった「国家滅亡を企むモンゴル人」の看板は西夏文字のようだが3字で間に合うのか。「表語文字」だそうで、漢字でいうと例えば国・滅・蒙の組み合わせ(語順不明)かと勝手に想像した。
・主人公はモンゴル語が世界言語になるかのような夢を語っていた。今となってはそうなるとも思えないが、とりあえず肉=мах(makh)は憶えることにした。
・突然の悪天候で勝ったのは、モンゴルでも神風のようなものを期待する風習があるということらしい。
・どうでもいいことだがエンディングの曲は「ジンギスカン」(1979西独)ではなかったので、映画が終わってからYouTubeで勝手に聞いた。
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投稿日付邦題コメント平均点
2024-09-21ディストピア 灰色の世界44.00点
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。66.50点
2024-09-14恐怖ノ黒電波64.00点
2024-09-14恐怖ノ白魔人55.25点
2024-09-14恐怖ノ黒鉄扉65.00点
2024-09-14恐怖ノ黒洋館76.00点
2024-09-14恐怖ノ黒電話57.45点
2024-09-07お願いだから、唱えてよ55.00点
2024-09-07膨らみ55.00点
2024-09-07私の夢44.00点
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