|
タイトル名 |
ガンマン大連合 |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2017-10-13 22:48:56 |
変更日時 |
2017-10-13 22:51:21 |
レビュー内容 |
武器商人のヨドラフと、靴磨きから革命軍の幹部に大抜擢されたバスコ。政府軍と革命軍の戦いの中で、それぞれの思惑が交錯する。 キーマンとなるサントス教授は、あくまでも無血での革命にこだわる。モンゴ将軍にはサントス教授のような崇高な理念はなく、ただ金が欲しくて革命を起こしたいだけ。 個性豊かな登場人物の中でも、敵役で執拗にヨドラフを追うジャンが面白い。鷹匠のようにハヤブサを飼い慣らし、いかにも悪人にふさわしい不敵な面構え。ヨドラフに裏切られて磔にされ、逃れるためにハヤブサに右手を食いちぎらせた壮絶な過去を持つ。そのハヤブサを焼き鳥にされたあたりはちょっと笑ってしまうが、本人にとっては憎しみも倍増だろう。
ポケットの銀貨で助かるくだりは「荒野の1ドル銀貨」と同じ。機関銃をぶっ放すのは「続・荒野の用心棒」を彷彿させる。パクリというかパロディというかオマージュというか…。 ヨドラフがラストで政府軍の姿を見て急に変わったのが謎。この邦題もよくわからない。 マカロニウエスタンにモリコーネの音楽は、チャーハンに餃子並みの相性の良さ。 |
|
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
ガンマン大連合のレビュー一覧を見る
|