|
タイトル名 |
先生と迷い猫 |
レビュワー |
タケノコさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-10-06 22:39:27 |
変更日時 |
2021-10-08 14:55:48 |
レビュー内容 |
「猫」の映画、とは考えないほうがいい。この映画は舞台である「街」が主役であり、家と、そこに暮らす人々の物語。 猫と、それを追う老人の目線はそのまま、街の案内人であり「語り部」と思ったらいいだろう。パン屋、美容院、駄菓子屋、学校、開業医による診療所、、そしてそこに集う人々。あえて観光名所案内的なショットを極力避けて、彼らの日常生活にフォーカスした情景撮影が好ましい。まるでこの映画自体が、この街の「あの頃」を記録した文献のようであり、郷土写真集のようだった。 出演者について、前々から、イッセー尾形さんの演技はエキセントリックすぎる印象がありましたが、こういう風変わりな人物を演じるには適任だったように思えます。そして、もたいまさこさんは、やっぱり猫がすき、ですね。 |
|
タケノコ さんの 最近のクチコミ・感想
先生と迷い猫のレビュー一覧を見る
|