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タイトル名 |
許されざる者(1992) |
レビュワー |
53羽の孔雀さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-12-14 23:38:17 |
変更日時 |
2014-04-06 00:43:08 |
レビュー内容 |
いかにも1992年に撮られた映画、という感じ。いわゆる「西部劇」を期待して観てはいけません。 西部劇お馴染みの銃・馬・カウボーイ・駅馬車・保安官・名ガンマン・復讐・酒場…等は登場しますが、その中身というか主張内容は全く違うものとなっています。それらの道具を使って現代の価値観に合わせて作った、という感じ。黒人差別を全く描かず、触れもしない点、銃を構えてからぐだぐだ喋る点、教育的?というかメッセージ性が強い点などがやはり違和感がありました。 この映画の設定が「もし2013年が西部開拓時代だったら」とかいうものなら「現代の価値観だとこうなる」というのが通りますので、良い作品だったと思います。 また、馬や銃の扱い方ももうちょっと練習してくれよ・・・とも思いました。 スタッフやキャスト的な面では、まさにイーストウッドだな~という感じ。映画終盤までは地味~に立ちまわっておいて、最後にドカンとかっこいいシーンをもってくる、みたいな。パーフェクト・ワールドとかグラン・トリノに通じるものがありますね。
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