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タイトル名 |
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 |
レビュワー |
Y-300さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2020-10-11 23:06:50 |
変更日時 |
2020-10-11 23:06:50 |
レビュー内容 |
ラスト、大きくなったジェイソンがバイクのエンジンを「ブロロッ」とかけたところ・・・ゾクッとした! 初めて聴いたときはあまりの爆音に泣いてしまったあの赤ん坊が・・・。 彼がどこまで親父の血を受け継ぐことになるかは分からないけど、母親と一緒に幸せになってほしいな。
この監督の映画はこれが初めてだけど、いいですね! 特に役者の使い方が好き。 登場人物の感情が大きく揺さぶられる場面でも、仰々しい泣きの演技はさせない。 たとえば、ルークが「息子の初めてのアイスクリームは俺が食べさせたい」と天井を見つめながら話す場面で、隣にいる元カノは泣いているんだけど、顔は半分フレームアウトしていて、焦点もボヤけている。 毎回役者の演技が力よすぎると映画の緩急がなくなるから、こうやって上手くバランスを取ってるんだと思う。
レイ・リオッタもめちゃくちゃ気味の悪い役なんだけど、相手をビビらせるような台詞は吐かず、ただジッとこっちを睨みつける・・・怖い!
登場人物が心の中で思っていることを独り言にする必要なんてない。改めてそう思った。 デレク・シアンフランスさん。これは今後要注目の監督だ。 |
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