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わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険! - Cinecdockeさんのレビュー
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タイトル名 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!
レビュワー Cinecdockeさん
点数 6点
投稿日時 2024-09-14 00:26:34
変更日時 2024-09-14 16:40:54
レビュー内容
ネタバレ踏む前に鑑賞したが、内容が内容だけにこの手の映画は敷居が高すぎる。

恒例のシリーズ作品の映画版ともなると追加戦士が登場するが(実は本作を含め2作しか見てない)、
ただの追加戦士ならともかく、「2年連続で男子プリキュアが登場するのか」という情報が錯綜し、
界隈では意見が分かれる事態になっているからだ。

当初は「女の子だって戦いたい」というコンセプトだったが20年も続く現在において、
メインターゲットの女児による売上が少子化で減少し、
次第にリアルタイムで当時のシリーズに触れ、成人になって出戻ってきた層にシフトしている。
それが後日談だったり、舞台版のぼくプリだったりするわけだ。
そう、新陳代謝を促すために、去年はレギュラー初の男子プリキュアであるキュアウイングを発表し、
個人は個人としてそれなりに受け入れられているものの、
これが恒例になっていくことでシリーズのアイデンティティーが逸脱していくのではないかという懸念がされていた。

それで結論を言えば……出る。
ペットと飼い主の関係性がテーマであるが故に、男子ペアが登場するのである。
71分の短い上映時間の中で、詰め込むだけ詰め込んだ"お祭り映画"として頭空っぽに楽しむ内容なので、
ストーリーの整合性とか映画の深い背景はなく、歴代シリーズのクロスオーバーにワクワクして、
とにかく暴力的なまでの映像の洪水がカオスの如く押し寄せて体感するしかない。
近年の邦画でよく見られる薄っぺらなメッセージや安い感動でゴリ押ししてくるより、
映画館に見に行く人たちを第一に楽しませる姿勢において誠実だろう。

アカデミーやカンヌで賞を取るような映画ではないし、数年経てばファン以外から本作の存在を忘れ去られるかもしれないが、
短い間だけでも非日常を楽しみたいという意味ではエンターテイメントとして健全な姿だと言える。
ただ、映画館での謎の一体感みたいな、そういう異様な空気は多分忘れないだろう。
今頃、お待たせしましたと言わんばかりに追加戦士のファンアートが捗っているはずだ。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2024-09-08消えた声が、その名を呼ぶ66.00点
2024-09-06TITANE/チタン53.44点
2024-08-31VORTEX ヴォルテックス66.00点
2024-08-24ファミリー・ネスト66.00点
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2024-08-17クイール55.32点
2024-08-17アウトサイダー(1981)55.00点
2024-08-17CURE キュア86.68点
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