|
タイトル名 |
パシフィック・ウォー |
レビュワー |
roadster316さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-04-22 23:28:21 |
変更日時 |
2020-04-22 23:28:21 |
レビュー内容 |
インディアナポリスの悲劇を初めて知ったのは、『ジョーズ』でクイント船長が自分もあの船に乗っていたんだと告白するシーンだったと記憶している。アメリカ人にとっては、船名を聞いただけでみんながピンと来るほどの「事件」だったのだろう。 撃沈後の乗組員の恐怖と絶望は、映画の描写をはるかに超えるものだったと想像できるが、単なる数字としての犠牲者ではなく、一人一人のドラマを見せてくれたことで、この惨劇の重みがより深いものになったと感じた。 インディアナポリスが運んだものを考えると、広島人の私としては複雑な思いがあるが、乗組員の若者とて戦争の被害者であることに変わりはないはず。 詳細については、「巡洋艦インディアナポリス号の惨劇」を読まれたし。さらに、マクベイ艦長の名誉回復に貢献した少年を描いた「少年が救った提督の名誉」も興味深い。 |
|
roadster316 さんの 最近のクチコミ・感想
パシフィック・ウォーのレビュー一覧を見る
|