みんなのシネマレビュー
千利休 本覺坊遺文 - Yuki2Invyさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 千利休 本覺坊遺文
レビュワー Yuki2Invyさん
点数 7点
投稿日時 2022-02-03 21:55:04
変更日時 2022-02-04 01:12:37
レビュー内容
原作未読。成上りの絶対権力者と、その「意のままに為らぬ者」たる求道者…という、一見そこまで難しくもない様な(難しくもなく反発し合うだろう)秀吉と利休の関係性を描くコトが本義かとも思える作品だが、中で利休自身はごく納得して死を賜った、という様にも見える。全体を通しても描き出されている(と思われる)のは、死地に赴く者への手向けとしての茶、というか、死に通じるモノとしての「茶道」観、というか、だから利休が自身の死によって自分の茶道が(少なくとも何らかの)完成に至る、と考えていた様にも見えるというか、これは確かにその部分についてはまま難解な映画だ、と言えるかと思いますね(分かった風なコトを言っても私多分ほぼ理解できてない)。

利休自身は厳密には武家の出自ではない様ですが、戦国乱世を生き抜き、またそれを制した天下人とも臆することなく渡り合った…というのですから、その精神性は間違いなく「武士」でもあったと言えるのではないでしょうか。その意味では(=前述どおり利休を「死」を纏った存在として描く、という意味でも)利休役に三船敏郎を配したとゆーのは、個人的には実に優れた判断だった…と率直に感じます(凄い迫力・存在感でした)。かなり繊細で奥ゆかしい映画だとは思うですが、中々に味わい深い作品でもありました。
Yuki2Invy さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-25おじいちゃんはデブゴン66.00点
2024-05-24霊的ボリシェヴィキ55.75点
2024-05-24ザ・ミソジニー66.00点
2024-05-23クレージーモンキー/笑拳56.80点
2024-05-23ドランク・モンキー/酔拳77.60点
2024-05-23スネーキーモンキー/蛇拳66.95点
2024-05-22サイクロンZ66.70点
2024-05-17娼婦ケティ44.50点
2024-05-17悪は存在しない56.50点
2024-05-17放射能X76.75点
千利休 本覺坊遺文のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS