みんなのシネマレビュー
いちご白書 - K&Kさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 いちご白書
レビュワー K&Kさん
点数 5点
投稿日時 2024-09-14 22:33:18
変更日時 2024-09-14 22:33:18
レビュー内容
“The Strawberry Statement”『いちごに関する声明』当時の学長が学生の主張を揶揄した発言がモト。白書“white paper”は政府発行の報告書なので意訳。
サイモンとは無関係なところで、学生の起こした抗議運動。単なる好奇心から学生運動に参加していく過程が丁寧に描かれていてとても興味深い。
心のどっかにあった漠然とした不満を、言葉にして行動に移す。それを似たような不満を持った同士で集まって、大きな声にしたら、あんな学生運動になるんだなぁ。自分の主張を認めてくれる同士で、お互い認めあって、異性と抱き合って寝泊まりしてたら、そりゃ、楽しいよなぁ、まだ子供だしぃ。なんて、この映画を通して学生運動の原動力(異性)を観たような気がします。サイモンは運動よりもリンダに惹かれていましたね。リンダへの気持ちを運動にぶつけたんでしょう。

話は脱線しますが、このリンダの服装や雰囲気が、Zガンダムのファを連想させました。デモとか反政府とか、今思うと、あの作品ってどことなく学生運動の雰囲気がありましたね。
日本でも、私よりひと回り以上上の世代が熱心に取り組んでいた学生運動。たぶん私の世代にはこんな集団のエネルギーなんて無くなってたんでしょうね。集団ではなく個の時代になっていったんだと思います。学生が団結力を失った代わりに、'80年代以降、二本の場合は集団のエネルギーはカルト宗教なんかに移行したように思えます。いまはどうなんでしょうね?

サイモンの運動なんてお構いなしに、8mmを壊す黒人ギャングが印象的です。誰のための、なんのための運動だったんだろう?って。それでも運動は止まりません。機動隊の突入。最後にサイモンを突き動かしたのも、リンダ個人への思いだったんでしょうね。
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-09-19ジュラシック・ワールド/新たなる支配者45.81点
2024-09-18フィラデルフィア66.60点
2024-09-17お葬式86.23点
2024-09-16ジュラシック・ワールド/炎の王国45.39点
2024-09-16東京物語108.13点
2024-09-15クール・ランニング67.22点
2024-09-153-4X10月76.27点
2024-09-15ブレア・ウィッチ・プロジェクト74.11点
2024-09-15スネーキーモンキー/蛇拳77.00点
2024-09-14ハンバーガー・ヒル56.04点
いちご白書のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS