みんなのシネマレビュー
告発の行方 - はち-ご=さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 告発の行方
レビュワー はち-ご=さん
点数 7点
投稿日時 2010-09-06 00:16:22
変更日時 2010-09-06 14:35:12
レビュー内容
妻投稿■洗面器を用意して吐きながら見ていました。■私は前のバイト先の上司にやられた事があるが、社会に出て仕事をするという事は常にそういうリスクと向かい合わなければいけないと言う事。レイプされないようにするには男性上司と絶対に二人っきりにならない事しかないが、社会人として働く以上それは不可能だろう。職場のオフィスに「仕事の話がある」と呼び出されたら、行かないわけにはいかないし、そこで体力のある男上司がのしかかってきたら、「殺されないためにはどうすればいいか」を考えなくてはいけない。レイプはどんなに悲しく苦しい事であっても、客観的にみれば私が「リスク」と「社会人としての常識」を天秤にかけた賭けに負けたという事でしかないのだ。■私みたいに知能指数が低く、相手に責任を取らせる事はまず期待できない友達たちは、みんなそういう自己保護の権利と社会人としての義務の折衷に矛盾を抱えながら毎日働いている。そういう視点から見ると、主人公の女の人の行動はバクダッドまでとはいかないがヨハネスブルグに行くようなものだ。いくら「悪いのは100%男」と言っても、男性社会において女性が生きると言う事は、外務省の「退避を勧告します」まではいかないが「渡航の延期をお勧めします」という世界で生きる事なのだと思う。私は申し訳ないがあの検事さんの考え、主人公の権利を、私自身にさえ認める事も出来ていないので、あの主人公に認める事は出来ない。そういう意味で私は前時代的な日本社会の擁護者だと言う事は自覚している。■長いレイプシーンに一言。私の友達で強姦妊娠出産した女の子が言った言葉がある(7歳程度の指数故に原文から少し改訂)。「私がレイプされている時の気持ちは怖い、悲しいというのよりも、大好きな家族や友達の為に、何とかして殺されないで、生きないとと言う事。行為自体は汚くても私はそういう崇高な目的の為に頑張った。赤ちゃんはそうやって頑張った私へのコウノトリのプレゼントなのだから、赤ちゃんは汚くない」←難しい問題だし、同じ苦しみの人全てに適応されるわけではないあくまで彼女自身の彼女自身のみに対する考えだ。でも映画のなかの連中(および世間)が、淫乱だの誘っているだの言っている間に、ざっと3世紀ぐらい進んだ考えを見つけだしているのだ。そういう「必死さ」の表現がアカデミー賞を取っただけにあったと思う。私はそれが凄くうれしい。
はち-ご= さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-04-26クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱87.60点
2017-08-07ひろしま(1953)107.54点
2017-01-14この世界の片隅に(2016)108.19点
2016-10-22映画 聲の形96.51点
2016-10-13山嶺の女王クルマンジャン88.00点
2016-08-28君の名は。(2016)77.00点
2016-04-18名探偵コナン 純黒の悪夢55.45点
2015-08-25バケモノの子95.53点
2014-07-25コマンドー76.68点
2014-05-04クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん107.03点
告発の行方のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS