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タイトル名 |
ハリーとトント |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-09-01 15:01:27 |
変更日時 |
2010-09-01 15:01:27 |
レビュー内容 |
息子の嫁があからさまに邪険な態度なのがやりすぎな感じがあるんだけど、息子や娘のしっかりと意思表示される父親への愛情表現は欧米ではごくごく自然なのだろう。であるならば孤独ってことはないはずで、実際娘はいっしょに暮らそうと言ってくれているわけで、だから旅は老人の冒険であってそこに老いを憂うものは何もない。そこがいい。とくに女の子がからんでくると何かが起こりそうで楽しい。でもおそらくは映画の肝である老いとか死とかというテーマがやっぱり友人の孤独死とか昔の恋人の痴呆とかというカタチで提示されたりするもんだから単純に楽しんでばかりもいられない。老人が主人公なんだからそこまではっきりと映し出す必要もないと思うんだけど、そのわかりやすいテーマ性がこの映画が高評を得る所以なのだろう。この作品を見るまでなぜかトントは犬だとばかり思ってたんだけど、それはたぶん「ふしぎ犬トントン」のせいだ。 |
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