|
タイトル名 |
ブロークン・フラワーズ |
レビュワー |
カラバ侯爵さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2008-01-08 03:11:39 |
変更日時 |
2008-01-08 10:21:19 |
レビュー内容 |
ラストの息子とおぼしき人物を前にしてもっともらしく語ってしまったことから、見知らぬ自分(父性)を覚り、可能性をみるってところが本作のドラマ部分なのでしょうか。過去の女性を訪ねている間の彼は呆気にとられていただけですし(彼女たちとの再会であったかもしれない可能性をみるなんてことはなかったと思う。どの人物の現状も決して憧れるようには描写されていませんし。まあ、刺激を求めて変な女を渡り歩いた若きとんがりプレイボーイのかつてが窺えて楽しかったですが)。
事件自体の扱いは曖昧なので消化不良になってしまう人もいるのでしょうが、文芸ならドラマ処理が全うされていればそれでもいいと思う。ただ、これでは直球、淡泊すぎるでしょ。 たぶん一時間ぐらいの尺にまとめた方が印象はよかったんじゃないかな。 |
|
カラバ侯爵 さんの 最近のクチコミ・感想
ブロークン・フラワーズのレビュー一覧を見る
|