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タイトル名 |
真夏のオリオン |
レビュワー |
ロイ・ニアリーさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-12-09 13:32:11 |
変更日時 |
2010-12-09 13:32:11 |
レビュー内容 |
潜水艦映画といえば必ず比較されてしまうのは覚悟の上だったとは思うが、同じ敗戦国西ドイツが製作した30年も前の「Uボート」という不朽の名作に、脚本に於いても、演出に於いても、その志に於いても、遠く及ばない出来映えであることが哀しさを誘う。本作はすべてがこじんまりと纏まって、描写のそこかしこに「眼下の敵」「Uボート」邦画で言えば「男達の大和」その他戦争映画の名場面のオマージュを感じさせるところを発見するのだが、全てがオリジナルを超えることが出来ずに薄っぺらく、安っぽく感じてしまう。 |
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