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タイトル名 |
みなさん、さようなら(2012) |
レビュワー |
すべからさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-08-17 10:10:44 |
変更日時 |
2013-08-17 10:20:32 |
レビュー内容 |
引きこもりならぬ、団地こもり。 広い世界を観なくても、そこだけで全てが完結する…場合は、そこで人生を終えるのも良い。しかし、世界は変わる。大山さんも団地もいつかは死ぬ。世界の変化について行けなければ、心中するしかない。
彼の鍛錬は、団地を守るというだけでなく、いつか広い世界へ出ていくための下準備でもあったのではなかろうか。彼は何もしたくないだけのニートとは違って、戦うための準備(自己鍛錬)を欠かさなかった。狭い世界で、身を守りながらも黙々と鍛錬。事件を通じて、準備不足のまま外に出る危険性に気づいたのだ。
準備を欠かさなかった彼は、出るべき時が来たら、いつでも出られたんじゃないか。 彼の友人は、それに気づかず準備不足で外に出てしまったため、壊れてしまったのかも。 それにしても、あんなに緊張感のある大貧民は初めて観た。 |
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