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すずめの戸締まり - こたさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 すずめの戸締まり
レビュワー こたさん
点数 8点
投稿日時 2022-12-14 08:44:41
変更日時 2022-12-14 16:03:44
レビュー内容
3.11を根底に描いた映画は数あれど、ある種のケジメや未来に向けての「希望」を持たせてくれた作品として貴重。
確かに心にトラウマを抱えている方々にとって、この作品の一部にある震災描写や、スマホから発せられる緊急地震速報の音は恐怖であり、鑑賞に注意が必要かもしれない。
ただ実際には、「すずめ」が心の奥底に抱えているわだかまりの払拭、あるいは自分が行動しなくては厄災を防ぐ事が出来ないという使命感、それに立ち向かう為の旅立ち、そこに共感と勇気が与えられ恐怖が和らげられる。
その描写は明快であり、心が揺さぶられる。
そして旅の先々で出会う人々の優しさ。ここに本当に胸が熱くなった。善意のロードムービーである。
愛媛の民宿の女子高生も、神戸のスナックのママもその存在は人のあるべき姿。何か行動しようとする者をひたすら応援する。
そこに恐怖に打ち勝つ「希望」が感じられた。
3.11の直後に見られた、ボランティアの方々の迅速かつ的確な人道的行動、また国内、世界各国から寄せられた支援や温かい言葉。何か重なるように思い出してしまう。
もちろん、災害は毎日の様に世界中で発生しているし、「閉じ師」がどれだけいれば世界を救えるかなんて考えると、このアニメも所詮甘ったるい空想にしか過ぎない。海外の災害に神道が通用するとも思えないし。
しかし、鑑賞後に感じたある種の幸福感は、確実に「希望」とイコールである。
「すずめ」の選択した行動は尊く、新海監督の熱く強いメッセージとして受け取った。
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