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ダラスの熱い日 - S&Sさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ダラスの熱い日
レビュワー S&Sさん
点数 6点
投稿日時 2017-03-11 22:44:36
変更日時 2017-03-11 22:44:36
レビュー内容
たぶん本作がケネディ暗殺陰謀説を唱えた最初の映画だったと思います。テーマがこれですからメジャーのマークがいっさい出てこないインディーズ映画で、おまけに反骨の人ドルトン・トランボが脚本を書いていますからもう全編ピリピリした緊張感に満ち溢れています。まるで8ミリ映画のように解像度の低いフィルムを使っているのは低予算のせいかもしれませんが、それを逆手にとって記録フィルムを本編に挟み込んだ構成はドラマ部分の緊迫感盛り上げに多大な効果を上げています。陰謀の黒幕は情報機関の関係者らしき人物たちがテキサスの石油王らしき人物を抱き込むというフィクションです。この図式は現在流布されている陰謀説のどれにも該当しないものですが、案外その陰謀説自体がこの映画にインスパイアされた妄想である可能性もあります。なんといっても強烈なのは「その後の三年間で18人の証人が死んだ、この出来事が起こる確率は10京分の1であると保険専門家は計算している」という最後のナレーションで、こんな衝撃的なことを淡々と語られたら誰もが陰謀説を信じてしまいますよ。その効果はオリヴァー・ストーンの『JFK』なんか目じゃありません。そう、『JFK』と違って陰謀側の行動を淡々と見せ続けるだけに徹したトランボの脚本の威力なんです。近年になって18人死亡説にはかなり怪しいところがあるということが研究によって明らかにされています、しかしプロパガンダとして考えるとこの映画の脚本の破壊力は絶大だと思います。
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