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タイトル名 |
祭りの準備 |
レビュワー |
Nbu2さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-01-07 19:31:14 |
変更日時 |
2007-01-07 19:31:14 |
レビュー内容 |
最初この映画を見た時、私は東京近辺から外へ出たことのない大学生でこの映画の登場人物が思いをはせる「田舎の閉塞感・都会への憧れ」という概念はこれっぽっちも感じずただ役者の演技(ある意味江藤潤の最高傑作だろう)にうまいなぁという考えしかなかったのが事実であった。ただ時が経ち外へ出るようになりこの映画を再見し、たまらない気持ちになる。大都会へ出たからといってそこには希望があるかと言われれば実際そうではないだろうがそれでも何かがあるはずだ、何かを成し遂げたいという想いは誰もが皆持っている感情なのではないだろうか。殺人犯となった幼馴染原田芳雄が街を離れる主人公に送る「万歳!」のエール。「青春・旅立ち」を描いた邦画の中でも抜群の出来栄え。 |
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