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四月は君の嘘見ましたよ。
結論からすると思ったより悪くなかったです。 良いところ悪いところは存在しますが。 悪いところは 11巻もある原作(アニメも22話もある)を 2時間に収めないといけないので、 カットしまくらないといけないので、 ダイジェスト感がやばいです。 演出や脚本もなにやら慌ただしい。 自分は原作をしっかり読んでるので補完できますが 初見の人は分かるんでしょうかねぇ。 かをりちゃんの嘘も フリが効いていない(渡を好きに全く見えない)ので 効果的に働いてないです。 あとしょうがないですが 演奏シーンは映像と音楽が微妙にあってない感じがするので 違和感がかなりあります(カット割りでだいぶごまかしてますが) 逆に良かったのは 改変はなくはないですが、 ひどい改変はなかったのと、 椿の演じた人はイメージにえらいあってました。 あと、ラストシーン直前のセリフは なんかぐっと来ました。 って感じでした。 なお、劇中の音楽はアニメの方がかなり好きです 以下原作との違い(★は映画でも同じであってほしかった項目)※大体は尺的にしょうがない項目かと ・紘子さんが最初から有馬公生の母親代わり。渡や椿とも既に知り合い ・宮園かをり達が高校生(原作は中学生 ※キャスティング上しょうがない) ・宮園かをりの髪の色や性格(暴力的ではない) ・宮園かをりが公正を最初見た時にピアニカを強く吹きすぎて涙がでていない(★) ・公園の上で吹いていた曲が「ハトと少年」ではない(★) ・宮園かをりが有馬公生の前で初めて引いた曲が「ヴァイオリン・ソナタ第9番〈クロイツェル〉第1楽章」ではない(★) ・さらに伴奏付きではなくソロ演奏(二回戦は伴奏付き)(★) ・演奏中しゃべりまくる音楽関係者(原作では想像してるだけ※一部除き)(★) ・花を届ける少女なし。公正の感想も会場で特に伝えない。待ち伏せ時に伝えるので、宮園かをりの手が増震えてるという事もなく、渡と一緒に帰る事もない。褒め方も直接的(原作はおしゃれな褒め方)(★) ・ケーキ屋さんで弾いたきらきら星を一人で演奏 ・屋上で有馬公生を説得するシーンは影から出て行くのではなく、最初から陽のあたる場所。宮園かをりは特に泣いてない(★) ・さらに渡、椿は公生を一緒に探さない(チャリは用意) ・母ちゃんの死神感はなし(★) ・宮園かをりが演奏後倒れない ・宮園かをりの両親の掘り下げカット(※尺考えるとしょうがないけど、ここらへんが好きだけに残念) ・椿が早めに嫉妬(原作は海岸沿いで気づく※こっちが圧倒的に好きだけど尺考えるとしょうがない) ・公正の初ソロコンサートらへんもカット ・スヌーピーの名言らへんもカット ・椿の彼氏もカット ・相座兄妹、井川 絵見、諸々の先生とか三池もカット。三池がカットなので、宮園かをり欠席の説得先が審査委員長 ・当然相座・井川の演奏もカット、連弾もカット。 ・チェルシーとか猫関係も全面カット ・「いちご同盟」に関するエピソードカット ・宮園かをりが一日退院して公平と外出する場所のデート感強い(★) ・一日退院後再度病院へ(原作は二人乗りで帰る) ・椿の告白後の心境が後悔(原作では前向き) ・カヌレなし ・公正と渡が御見舞に行くシーンがカット(つまり宮園かをりの病状が悪化するシーンカット) ・公平が「君」ではなく「宮園」と呼ぶ(★ お互い君呼びじゃないとタイトルのミスリード的に良くないかと) ・さらに告白しちゃう(原作は「君に会いたいんだ」ぐらい)(★) ・演奏中有馬公生が宮園かをりの幻想を見て色々気づくのがちょい後(★) ・一緒に映った写真なし |
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