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郊外の団地に住む少女イーダは、自閉症で自分の意思を表現出来ない姉のアナと夏休みを自宅で過ごしていたが、ある日同じように夏休みを過ごしている近所の少年ベンと知り合う。小さなものなら触れずに動かせるという不思議な力を持つ反面、そこはかとない恐ろしさを秘めているベンに、イーダは何故か惹かれる。一方、アナはイーダが目を離した隙に近所の少女アイシャと知り合う。彼女もまた、アナと感情や思考を言葉なしに互いに読み取ることが出来るという不思議な能力を持っていた。そしていつしか4人は親しくなり、それぞれに持つ不思議な力を試すことで夏休みを楽しく過ごしていた。しかし、魔法のような力は次第に強くなっていくとともに感情のわだかまりも見え隠れするようになっていく。そして遂に、遊びだった筈の不思議な力は暴走し、4人を予想だにしていなかった恐ろしい状況へと導いていくのだった。本国を始めとする各国の映画賞で数々の賞を受賞した北欧発のホラー作品。
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