28.かなり辛口意見が多いようですが、私はこの映画めちゃ好きです。キャストがかなり豪華でそれぞれがかなりいいキャラだし、最高よかったなと。特に大好きな伊藤歩が出てたのが嬉しかった!柏原収史を映画で見るのは初めてだったけど、よかったなぁ~。優しい演技で好感が持てた感じです。男性群の中で私だったら柏原収史演じるまさみち君が一番好きです(笑。関西弁にあまり良いイメージを持っていなかった私にとって、この映画を見て初めて『この方言良い!』と思わせてくれました。女の子の関西弁は特に可愛いですねー。平凡な日常の中には1人1人その人の目からしか見えない景色や視点があって、出演者7人の世界を一度に覗けて楽しかったです。音楽もよかった。かなり映画に合ってたと思います。明け方のオレンジ色の空にピッタリのきれいなメロディーでした。笑わせてもらったし、切なさを感じるところもあったし、ゆったりとした気分で楽しませてくれた映画でした。 【未歩】さん 8点(2005-03-22 12:54:44) |
27.僕のガチガチになった心をほぐしてくれました。そして、何げない日常生活に隠れている幸せを見つけていこう。そう思える作品でした。 【武蔵】さん 7点(2005-03-20 16:43:32) |
26.本当にこういう大学生っているんだなぁ~ってリアルに感じる思うことがたくさんあった。動物園のシーン凄く好き。伊藤歩ちゃんは「スワロウテイル」に比べて可愛くなったなぁ。かわち君いいです。 【アンナ】さん 7点(2005-03-06 16:56:36) |
25.「オタマジャクシの卵じゃなくてカエルの卵じゃないの?」っていっていた男を見て、「あ、オレだ」って思いました(笑)。「こいつら偽善っぽいやん」のセリフでますます・・・(^^; 映画全体としては、やりたいことは十分伝わってくるんだけど、こういう形でいいんだろうか、と思うところがありました。行定監督の作品(全部見たわけじゃないけど)って、他人を見下してる感じがたまにするんですよ。なんか、今回もキャラクターに対する愛情があんまり感じられませんでした。 【ゆうろう】さん 6点(2005-03-06 15:41:43) |
24.「なんで?」と執拗に繰り返される「ガキの質問」に「ようわからへんけど」ってかなり適当に答えていることが、会話の推進力となり、はたまた次第にはっきりとした思いを形作っていくというのは、自分の経験として十分に知ってはいたけど、映画でそれを見せられたのはこの作品がはじめて。その意味で、この映画はいけるところまで人間を単純に描いている。そのおかげで逆に、人間を取り巻くシステムのようなものが浮き上がっている。見終わったあと、ふと世界とうまくつながっている気がしてきた。「命」つながりだけでなく、「時間の共有」つながりもありえるし、戦闘の絶えないこんな時代(つまり、「命」つながりが弱いってこと)だからこそ「時間でつながっている感覚」は必要とされているとひそかに思う。そう願う。 |
23.本物の大学生の日常をのぞき見るような映画でした。かなり現実に近い世界が描かれていて、それでいてほんのすこしだけふわっと心がくすぐられるような感覚。「うまく言われへんけど・・・」伝えたいんだけど伝わらないっていう映画。 【用量】さん 7点(2005-02-17 01:37:49) |
22.最初は退屈だったが観方が判ってからは引き込まれていった。何でもない日常が描かれていて非常に好きなタイプの映画のはずなんだけど、個人の描写だけで他人に対する感情がわからない。全体的な人間関係にリアリティがないからイマイチ共感できないまま終わってしまった。伝わってきたのは男に対する感情の田中麗奈と池脇千鶴ぐらい。なんつーか、ありがちな会話をしてるだけの映画。友情も絆も見えないし、全然仲良くなさそうなのにコイツら一緒に集まって何が楽しいのだろうか?そんなに暇か?でもこの年代の奴らって人に対しての相互理解が希薄でもすんなり友達になれたりするんだよな。俺にそういった社交性がないからつまらなく感じてしまったのか?何か複雑な感情になってしまいました。とりあえず出会い系サイトで女子高生と交流でもしよおかなあ? 【カワサキロック】さん 6点(2005-02-01 20:44:32) |
21.何日もかけてやっと観た 正直一気に観るのはつらかった 今日の出来事って感じは非常に出ているのだけど本当にそれだけって感じ もっと邦画にしか出せない独特な雰囲気を出してほしかった 【ぺぷとりじ】さん 3点(2005-01-31 20:20:07) |
20.行定監督の作品で一番好き。終始ぬるま湯に浸かっているような感覚。「大学生」という年齢を旨く描いて、相当リアル。個々の心情が真直ぐ伝わってきた。人間って、小さくて不器用だけど、温かいと思った。 【もちもちば】さん 9点(2005-01-12 22:45:16) |
19.動物園デートでの池脇千鶴がイイ味出してた。他の女性陣の演技は、イマイチだった。「日常」を、日常『らしく』演じるのは、難しいことなのだろうけれど、それにしても演技がわざとらしかった。ストーリーやテンポも平坦だし、やはり日常をテーマにするのは難しい……というか、映画向きの題材ではないのでは。 【IKEKO】さん 5点(2004-11-20 20:34:46) |
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18.なんとも言えない、イイ気分にさせられた作品でした。このなんともないような話に、自分のこの頃を重ね合わせてしまったせいだろうか。学生の時はあんなふうに友達の家に集まっては毎晩のように酒飲んだり、ゲームしたりしてたなァ~と。わたしの場合は「三国志」で中国統一じゃなくて「信長の野望」で全国制覇だったけどね。出演者は今時の俳優を贅沢に使っていると思うんだけど、どれもちゃんと役割にハマっているし「あーこんなヤツ、オレの時もいたなァ~」みたいな感じで、無駄な役は一つもないように感じましたね。ラストの池脇千鶴の一言も実にイイ感じで、気分良く見終えることが出来ました。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-11-19 01:03:44) |
17.このキャスティングの豪華さにしてはどうなんだろうって感じの盛り上がりのなさで、正直退屈だった。特に女性三人の使い方、これは本当にもったいないでしょう。といってもこのキャストで「男女7人」やられてもまたそれも痛いことになってたんだろうけど。別にストーリーを盛り上げて欲しいのじゃなくて(私はもともとお話重視で映画を見ていない)それぞれのキャラを立たせた見せ方をして欲しいってこと。そういう意味で、同じく群像劇としての「パルプフィクション」はホントすごい映画だなと再確認した。このキャストでいっそテレビドラマを作ったらどうだろう、これだけそろえばキムタクにも負けないぞ、なんてかってな提案をTBSあたりに向けつつこの点で。でも恋愛ごたごたチックなのはやっぱやだな。 【goose】さん 5点(2004-09-20 23:45:27) |
16.ほんとタイトルそのままの映画だった。何もなく安心してまったり観ていられた。ヤクザ風の二人はおもしろかった。 【Syuhei】さん 7点(2004-09-19 16:07:02) |
15.さりげなく、いつもどおりの日常の中でのチョッとした出来事をマグノリアみたいな感じで行定監督テイストで撮るとこんな感じってことなのかな?普通の日常感を出すのって難しいのかもしれないが、目新しさも感じないし、面白みも感じられなかった。田中麗奈がなんかとっても鼻に付く。 【亜流派 十五郎】さん 1点(2004-09-19 00:26:28) |
14.う~ん..オリジナル性に欠ける..ストーリ構成が流行りとは言え、パクリだし.. 内容もたわいのない日常を描いているのは良いのだが、今一歩..(もっと真面目に創れよー!) 邦画のレベルの低さが悲しい... 【コナンが一番】さん 5点(2004-09-17 16:54:09) |
13.田中麗奈さんと伊藤歩さんがとってもかわいかったです。。。矢井田瞳さんの歌もとってもいいメロディで、ものすごくあってたと思います☆ でも普通すぎでした。私は単純にしか映画を見れないので、裏側で伝えたいこととか全然わからないので・・・。でも単調だったからこそあの矢井田瞳さんの『マーブル色の日』はものすごくあってて、ものすごくいい歌でした。 【mako】さん 6点(2004-09-11 11:16:14) |
《改行表示》12.<幸せも不幸も、楽しいことも悲しいことも長くは続かない。それが日常だし 日常って変化していくものだと思います。そのひとコマが映画だったりするわけで。 でもあたりまえの毎日が、実はすごく意味があるんだよっていう素敵な映画だと思います>はい、これは柏原君のコメントなんだけど、実にカユイところに手が届いたコメントだと思います。クジラの座礁を見つめる女の子も、壁に挟まった男も、変な髪形にされた男も、恋人の昔話を聞いた女の子も、みんな平等に今日が来るわけで・・・。分からへんけど、いい映画だと思いました(笑。 【michell】さん 8点(2004-09-10 19:07:48) (良:1票) |
11.行定監督がこの作品に関するインタヴューで、自分の作品を「A面」と「B面」という風に分類して語っていた。(注:以下、うろ覚えで自分の解釈も入ってるので原文とは違うかもしんないです)つまり、「GO」とか「世界の中心で~」など、ある程度ヒットが運命づけられている(義務づけられている?)メジャーな作品が「A面」とするならば、その「A面」作品に関わる事で得たチャンスを生かして自分のやりたい事を実現するのが「B面」である、ということらしい。んで僕は行定監督の「B面」作品である「ロックンロールミシン」が大好きだったので、同じく「B面」である(と思われる)この作品が大いに楽しみだったのだけれど・・・結論から言うと、物足りなかったです。いや、劇的な事が起こらない、淡々とした作品、というのは分かっていたし、そこには文句はないのです。ただ、この作品で描かれている若者たち(ワオ!)の人間関係が、「薄い」ように感じてしまったのです。なんつーか、人物同士の葛藤とかぶつかり合いとかもないし(対立らしきものは確かにあるけど、単に先輩が後輩に対して「お前だけモテるなんてずるい!」ってキレてるだけだし)、田中麗奈・妻夫木聡のカップルの関係も、何だか全然付き合ってるように見えないし(あ、山本太郎の演じてた胡散臭いヤツは、唯一リアリティが感じられた)・・・と思っているうちに、様々な演出やストーリー展開もあざといように思えてしまって・・・。そりゃま、人間関係が濃密でさえあれば良いってもんじゃないし、「これが今の若者の『リアル』なんだよ」と言われてしまえば、もはや若者でないおぢさんは「あぁ~・・・そうなの」と下向いてつぶやくしかないのだけれど・・・。なんだろなあ。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-09-05 21:20:28) |
10.GO以来、俺的にはハズレばかり(GOは原作がスゴイのかな?)な行定監督ですが、これはアタリでした。特に大きな事件が在るわけではない、当たり前普通の日常、でもそこからオモシロサが滲み出てくる。見た後はスッキリとした、飲み会が終わって朝帰りに朝日をみてそのまま風呂に入って寝た時の様な気持ちいい感覚でした。正に必見です。 【ヒロヒロ】さん 7点(2004-09-01 15:51:18) |
9.淡々とした展開に潜む日常の危うさ。人々の心のさざめき。そういうものが一切感じられないという、僕にとっては非常に不幸な映画であった。ある種のニュアンス的世界といってもいいか。微妙なニュアンス、ちょっとした感覚のズレ。まさに現代的感性の映画かもしれない。時代的モチーフとしてはよく分かるが、正直いって僕にはついていけないところがある。モチーフの切実さが感じられないのは、僕にとって致命的なのだ。確かに僕にも日常というものへの絶対的帰依の気持ちは十分にあるが、その信頼性に関しては無自覚、無感覚に受け入れることがどうしてもできない。根底にはいつでも日常に対するアンビバレンツな感情があるはずなのだ。なんというか、そんなことを思ってしまう限り、この映画のツボは永遠に理解できないのかもしれない。 |