5.怪談の語り手というものはやはり、まずは超然としていて欲しいものですね。それによってはじめて語り手が雰囲気をコントロールできる。聴き手が怖がるよりも先に、語り手が怖そうな素振りをするのは、ご法度でしょう。白けてしまいます。本作も、そういう点で、要領を得ない映画ですね。アロノフスキーの『π』なり『レクイエム~』なりは、「不条理」を詰将棋のごとく積み上げる「合理性」、みたいなものがあって、何がしかの成功があったかな、と思います。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-11-26 15:28:19) |
4.緊迫感があり、期待以上に面白かった。時代背景の事も学べるなど勉強にもなりました。(笑) 【トシ074】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-08-22 02:43:35) |
3.潜水艦映画に駄作はない、というのが通説ですけど、珍しくハズレですかね。監督が「ピッチ・ブラック」のデビッド・トゥーヒーということで、期待したんですけどね。潜水艦映画だと思ってたら、途中から幽霊話しになっちゃって、ちょうど、シャマランの「サイン」で感じたような違和感と失望感がありました。でも、トゥーヒーってスタイリッシュな映像を撮る人ですね。エイリアンシリーズを撮らせたらおもしろいんじゃないでしょうか。 【とらおとめ】さん 5点(2004-03-21 22:00:47) |
2.患者のドイツ人を殺した以外、戦争中のイメージなし。むしろCGとかのせいで“今”っぽく感じ、せっかくの背景設定が台無し。潜水艦モノっていう馴染みなさに助けられて、つまらなくもなかったけど・・・。 【桃子】さん 5点(2004-03-01 14:27:49) |
1.何とも言えない映画だった。独軍の錨攻撃や魚雷攻撃、船員達が狂っていく様子は緊張感があり良かった。悪いところは、中途半端に幽霊なんかをだしてしまったのが、この映画の最大の欠点。観ている者にアレはなんだという疑問を持たせていて、何も解明されないまま終了の最悪のパターン。アレだったら最初から出さない方がまだマシだった。また、第二次世界大戦の雰囲気はまったくと言っていいほど伝わってこない。 【daipitz】さん 5点(2004-01-17 10:37:09) |