祇園の暗殺者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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祇園の暗殺者

[ギオンノアンサツシャ]
1962年上映時間:84分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-06-17)
時代劇モノクロ映画
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監督内出好吉
キャスト近衛十四郎(男優)志戸原兼作
北沢典子(女優)お鶴
木村俊恵(女優)おえん
三原有美子(女優)おくに
千原しのぶ(女優)辰路
菅貫太郎(男優)田代新次郎
佐藤慶(男優)武市瑞山
原田甲子郎(男優)大久保市蔵
片岡栄二郎(男優)島田左近
吉田義夫(男優)佐平
伏見扇太郎(男優)吉岡寅之助
安藤三男(男優)久坂義助
楠本健二(男優)本間精一郎
高松錦之助(男優)渡辺金三郎
木島修次郎(男優)寺島修三郎
大里健太郎(男優)五十嵐圭蔵
阿波地大輔(男優)安部多次馬
南方英二(男優)岡田以蔵
中村錦司(男優)香川敬介
唐沢民賢(男優)平岩進太郎
富永佳代子(女優)君香
木内三枝子(女優)乙弥
汐見洋(男優)慈光
佐藤洋(男優)嵯峨千之助
毛利清二(男優)森孫六
倉丘伸太郎(男優)喜一
泉春子(女優)老婆
田代進(男優)浪士A
若井緑郎(男優)浪士B
大月正太郎(男優)浪士C
脚本笠原和夫
音楽木下忠司
企画三村敬三
配給東映
美術塚本隆治
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【クチコミ・感想】

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1.近衛十四郎というヒトは、いつも暑苦しい程に自信マンマンの表情を浮かべている印象があるのですけど(表情というより、もはや「自信」が顔の一部になっているかのような…)、別にいつもいつもそういう訳ではない、というのがこの映画。 時は幕末、京の街では彼を始めとする浪士たちが、血も涙もない人斬りを繰り返している。で、今日も首尾よく(?)、ターゲットの家に乗り込み、見事仕留めたはいいけれど、押し入れの中に不穏な空気、戸を開けてみるとそこには、恐怖と驚きに顔を引きつらせた子供の姿が。で、この映画、何がポイントかといいますと、このシーンの子供の顔が、完全に「呪怨顔」なんですね。バッチリ時代を先取りしてます。この呪怨顔を見てしまったら、さすがの十四郎フェイスも曇ろうというもの。以降、主人公は罪の意識に捉われたか、ときに殺人の幻影に悩まされ、何かと調子が出なくなっていく。そして彼に訪れる暗い運命。 終盤の、狭く入り組んだ京の路地を舞台に繰り広げられる追跡劇が見どころで、ついには鴨川べりと思しき水辺に追い詰められるのだけど、それは作品の中盤でも描かれた暗殺パターン。因果はめぐる、といいますか。 人斬りがテーマながら必ずしもチャンバラに重きを置かず、代わりに呪怨テイストを絡めてきたのが、ちょっと異色な時代劇でした。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-02-22 03:41:41)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
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