2.ヤクザ映画、今に至るまで、ほとんど未鑑賞。シドニー・ポラック監督「ザ・ヤクザ」(6点)くらい。でも、あれは変化球的で純粋なヤクザ映画ではなかったような。東映の動画配信で、たまたまこの作品があったので観てみました。フツ―に面白かったです。ヤクザ映画での、傑作か凡作かの基準がイマイチ初心者の自分にはわからないんですが。健さんはここでもガマンにガマンを重ね、最後の大立ち回りで怒り大爆発、観客にカタルシスを与える後年のキャラを踏襲しているようでカッコいい。健さんを支える脇役陣もすこぶる充実。流血度もさほどではない。この作品あたりがヤクザ映画のスタンダードなら、もっと秀作と言われている作品群もこれから鑑賞してみたいと思います。映画ジャンルの食わず嫌いって、やっぱり良くないのかもしれませんね。色々これまでの事を後悔。