16.年寄りのボクシングなんて・・ て思いながら見たのですが、なかなか面白かった。 設定はもちろん、昔のボクシング映画からのキャラを彷彿させるものですが、 何も考えずに、単純に見れる映画です。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-09-08 18:10:29) |
15.娯楽作品としてかなり楽しめました!ロッキーとレイジング・ブルのセルフパロディになっていますが、過去の偉作を知らない人でも十分に楽しめる作りになっていました。もちろん知っていればより楽しめますが、アーキン、キム・ベイシンガー、アンソニー・アンダーソンら脇も超豪華で見ていて絵になるシーンばかりでした。 ストーリーの流れもありきたりな割りに陳腐にならず、デニーロ&スタローンがそれぞれに自分のカラーをよく理解しているので見ていて嫌味がありません。ラストのオチのつけ方も絶妙なバランスで、主演二人を貶めない上手な流れは清々しくとても素晴らしかったです。エンドロールの途中にビッグなオマケが付いているのも一流出演陣のなせる業でしょうか。監督のピーター・シーガルは今まで知りませんでしたが、とてもスッキリと分かり易い映画が撮れる素晴らしい監督さんですね。(ただし名作としての重厚感はなく、あくまでコメディ&娯楽作品としての評価です) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-08-25 10:50:31) |
14.お互い全盛期から月日は流れ、ロッキー・バルボアとジェイク・ラモッタを演じた2人が闘う。 最後の試合では2人ともさすがにしっかりと迫力のあるところをみせてくれますが、 それまでの間は、時にはおちゃらけるデ・ニーロと、笑顔すらほとんど見せないスタローン。 特に試合の宣伝の為に総合格闘技の試合会場に乗り込んだ際に、そこにいた選手が絡んでくる。 デ・ニーロは手を出さない。ここはハリウッドのアクション番長、スタローンの出番。絡んできた選手を一撃でノシてしまう。 2人の役割分担も良かったですね。 スタローンが卵を一気飲み。そうなれば次は吊り下げられた肉をどつきまくる姿も見たくなるのですが、 その寸前でトレーナーのアラン・アーキンに止められてしまう。拍子抜けと言うよりは笑ってしまいました。 「ロッキー」と「レイジング・ブル」の鑑賞が前提になっている感はありますが、 イタリアン・スタリオンvsレイジング・ブルのドリームマッチ。それだけでも十分楽しい映画です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-18 21:40:34) |
13.こんな試合、採点できるか~~~っ! と、私がジャッジだったら、叫んでいるところですが。 爺ぃボクサー2人の、遺恨マッチ。そもそも、昔々その昔にボクシング映画の代表作を持つ二人を、ボクシング映画で共演させよう、ってな発想が、エクスペンダブルズの縮小版みたいなもんですが、こちらはよりストレートに肉体勝負である分、年齢というものをしっかり感じさせ、ジジイネタ披露大会の様相を呈しております。だもんで、苦笑まじりの、何ともオフビートな笑い。確かにオモロイ。オモロイけど、ノリがあまりよろしくない。 それに、この勝負、どっちが勝とうと負けようと、知ったこっちゃない訳ですが。それでもクライマックスの試合はしっかりと盛り上げて見せ、ジャッジ泣かせとは言え、それなりに納得させてしまう展開。悪くないのでは。 ただ、もしもこれで続編とか作ったら、本気で怒るよ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-29 08:02:22) |
12.老獪な2大スターを揃えられただけで、もう企画としては8割方終了したようなものでしょう。ストーリーはどうでもいい感じ。お手本のような紋切り型ドラマでした。 とはいえ、老いてなお、しかも地位も名声も財産も十分に極めてなお、B級映画に出演して上半身を晒し、闘志をむき出しにする姿はなかなか感動ものです。地位も名声も財産も役どころも中途半端な脇役者が、すっかり牙を抜かれた状態で共同生活して傷を舐め合うドラマより、ずっと憧れます。 それにしても、キム・ベイシンガーがおばあちゃん役ですか。時の経つ早さに驚くばかり。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-04 23:03:14) |
11.まあ、どうみてもキャスティングありきの企画モノなので・・・中身に突っ込むべきものではないと思いつつも、やはり、作品としての底の浅さと上滑り感は拭いようがない。アーキンとベイシンガーも、ただ出ているだけで、活用されてないです。音楽もせっかくトレヴァー・ラビン先生なのに、全然生かされてない・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-03-30 04:00:00) |
10.さすがにこの内容は現実的では無く、コメディ要素が強い。 それでも、ちょっとシリアスな雰囲気にもなるし、出来も悪くはない。往年のスターを昔を懐かしみながら観る、そういう映画。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-26 12:30:49) |
9.大好きこの映画。主人公の2人の駄目オヤジそのまま映画。 ダメなところだらけなんだけど、そのダメな所がこの映画のいいところでもある。 こんなオッサンがそばにいたら、いい飲み友達になれると思う。 間違いない、この2人ならいい友達になれるよ。そういう意味で8点。 【ひろみつ】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-11-19 14:40:39) |
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【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-10-25 00:24:04) |
7.この映画のディスクのジャケットを2度見しない様な方は多分全く楽しめないんでしょうね。大物役者対決&過去作品のオマージュ&あまり考えない娯楽&鑑賞後の何も無い感じ…、良い! 【SIN】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-18 02:58:09) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-23 22:11:42) |
5.本作を見てわかったことは、豊富な人生経験は、時に才能をも凌駕するということです。主演2人のうち、役者としての能力が高いのはデ・ニーロの方なのですが、映画の中で自分がやるべきことをきちんと理解できているのはスタローンの方でした。スタローンは、90年代に『オスカー』と『刑事ジョー/ママにお手上げ』を大失敗させた経験からコメディに向かないことをよく自覚しており、本作ではあくまで受け身に徹しています。あらゆるタイプの映画への出演経験のあるアラン・アーキンを脇に置き、コメディパートは専らアーキンにお任せしているのです。アーキンの下ネタのキレは絶好調であり、おかげでレーザー側のドラマはそれなりに笑いながら見ることができました。他方、デ・ニーロはコメディ演技全開でスベりまくっています。演技派として不動の地位を持ち、目立った失敗をしてこなかったデ・ニーロは、演技をやりすぎてしまっているのです。デ・ニーロが笑わせる気マンマンでオーバーアクトをしてくる度に、とても残念な空気が流れていました。キッド側のドラマはあまり面白くありませんでしたね。。。 以上の通り、本作で笑えたのはアラン・アーキンが出ているところだけであり、コメディ映画としては残念な出来だったと言えます。だからと言って完全にダメな映画かと言えばそうでもなく、往年のスターが顔を揃えたセルフパロディ映画としては決して悪くない仕上がりでした。1976年のオスカーを争ったスタローンとデ・ニーロを競演させ、その間にはキム・ベイシンガーを挟むという気の効きすぎたキャスティング、その3者に均等に見せ場を与えた演出バランスの良さなど、スター映画としては堅実な作りとなっています。また、スタ×シュワの『大脱出』に期待したが得られなかったものが、本作にはちゃんとあります。設定や役名は違うものの、観客の側でジェイク・ラモッタvsロッキー・バルボアと脳内変換して見られるよう、気の利いた小ネタをいくつも挟んできているのです。70歳のデ・ニーロを裸にし、現役のアクション俳優であるスタローンとのファイトをやらせたことも大きなポイントだし、さらにはエンドロールにとんでもない大ネタを仕込んできたことにもお得感があり、その溢れんばかりのサービス精神には素直に感動しました。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-08-23 00:40:03) (良:1票) |
4.「ロッキー」の最終作みたいに、年をとっても俺たちは負けないんだ……みたいな感動がなかったのは個人的に残念。体格的にスタローンはよかったけど、デ・ニーロはやっぱり、お爺ちゃんにしか見えなかったからかな。でも肩肘張らずに観れる楽しめる作品でした。ラストに登場するサプライズゲストもグッド。観終わって何も残らなかったけど、損はしなかった作品です。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-21 00:46:34) |
3.デ・ニーロとスタローンが共演!?それもボクシング映画だって!?もうこれだけでお腹いっぱい。御馳走様でした。内容は思っていたよりはしっかりと作られていた。時々ロッキーのネタなんかもあり楽しめた。何よりも驚いたのは、中年太りのデ・ニーロがけん垂を黙々とこなしているシーン。ラストのダンスシーンはCGぽかったけど、このけん垂はマジでやっていて、そうとう努力したんだろうなって感動した。 |
2.折角のファイトシーンも俳優のシェイプアップも、 ロッキー完結編のインパクトの後ではかなり分が悪い。 トレーニングメニューや練習場所のロケーションも様々に趣向を凝らすが、 これもやはり二番煎じだ。 それでも随所に散らばるユーモアがいい。 それらの積み重ねが、逆にふとシリアスになるシーンを活かしている。 特にアラン・アーキンの軽妙な芝居が絶品だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-05-03 00:17:16) |
1.この組み合わせなのに、CMも見たことなかったし、都内で上映している映画館もめちゃくちゃ少なかったので、かなり残念な映画なんだろうと予想していました。それが返って良かったのか、思ったよりいい感じでした。映画が最も熱かった頃を代表する2人を見て育った世代にとっては、最初から最後まで、どこかで観たことのある、嫌味ではなく懐かしい感じのシーンが続き、何となくホンワカした気持ちになります。一方で、少し前までこの手の映画は、「おっさん達が年甲斐もなく頑張っちゃってる系」という印象だったのが、40も過ぎて、世間一般の区切りとしては親の世代と同じ領域に入ってきていることを実感し始めるにつれて、この懐かしさの裏の切なさみたいなもので、少し胸が苦しくなったりして。CGや凄い音響設備がなくても、あの頃は良かったなぁなんて、思わせてくれる作品でした。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-09 00:28:14) |