1. さーて、と。
想えば、凄い監督なんだよな…あの作品も。
日常的な作品ではあるんだけども山田洋次さんの凄さ。
今回ばかり観たのは、「こんにちは、母さん」って、2023年のシリーズ。
Blu-rayで2019年頃に「男はつらいよ/お帰り 寅さん」で購入した。
いや、最後の曲とかで…泣けるね、アレは。
――色んな映画がある。
そして色んなジャンルを、貪るだけじゃなく眺めてみる。
ただ、映画を待ってる状態じゃなく、まず観てみる。
今は好き放題に観る状態で、作品を構えつつ見入っている。
何気ない、その辺にある物語。
だけど、誰もが本当に過ごしていたい世界だなあ。
そう言えば…
もう、沢山、「映画を順当に楽しめる」ように、観るようになった。
過去、東京に来ていた直前くらいかな?
色んな映画を貪りたく、特筆するジャンルの映画でもなく、フランス映画や日本映画もよく観察していた。
中でも、1988年に…市川準監督からレーザーディスクで「会社物語/MEMORIES OF YOU」を観ていたんだ。
うん、実際は楽しかったし印象にも残った。
けど、まだ年齢的に考えて「一番観たい、SFやアクション映画」が否めないのを、いま実感。
けど――アレだ。
50歳を超えた年齢になると、観たい映画が時期を関係抜きに観たくなるのも事実だよね。
好きな映画は今も、そして、これからも…ずっと好きだけど、好きな映画の「溶け込み度合い」が変化した気がする…かな?
あー、上手く言えないけど。
たくさん話して、人間と関わって…
そして(ときには)優しく微笑みながらも生きてる世界。
――吉永小百合さんが居る。
――大泉洋さんが居る。
――そして、寅さんの世界にも居る。
そう、それで好いんだ。
きっとまた、あの世界を観れるなら。
母さん、いい天気だね。
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