1.2001年、農協設立の為に募った出資金158,653ドル。皆のなけなしのお金を銀行とつるんだ男に奪われる。そこには預金封鎖が絡んでいて、アルゼンチンの方々には身につまされるお話かと。アルゼンチン版オーシャンズ11という宣伝文句ではありますが、今作の奪還作戦はスタイリッシュとは無縁。でも、勇敢なバカは人生を切り開く、を示した一致団結で前進するジリジリ具合が見応えありました。ピーター・オトゥール、オードリー・ヘップバーン登場にリディアの後押しを感じてしんみりと。
悪方2人の描写が淡泊、単純な物足りなさを割り引いても、まずまず楽しめた作品でした。
何とか捻り出したかのような邦題に苦笑。