33.英国王室を取り扱った映画を観ていつも羨ましく思うのは、我国ではまだタブー視されている、好意的でない描写への度量の広さです。スピーチも話の内容だけではなく、その人が抱えているバックグランドが心に響くことが多いように思います。そこをうまく使われると騙されてしまうのでしょうが。 【ProPace】さん [試写会(字幕)] 7点(2014-09-17 19:49:37) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 ジョージ6世は国難にあってチャーチルと二人三脚でイギリスを勝利に導いた人で、もっとそういった方面からガンガンドラマチックにすることもできたやろうに(ヒットラーの演説を映写機で観るくだりや、最後の演説はそういった要素なんやけど)「イギリス王室のちょっといい話」っぽく話を個人的なものに絞ったのが、この映画のいいとこ。 余裕を感じる。 どうでもいいけどチャーチルが似てない。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-20 07:54:34) |
31.《ネタバレ》 吃音の国王がスピーチを上手に読めるように奮闘する…ってそれだけで映画になるのかなと思っていたら結構面白かった。これは一本取られましたね。予想外です。それにしても英国人って何かダンディーな人が多いね。スーツの着こなしが上手いです。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-02-15 18:00:35) |
30.《ネタバレ》 それほど感動って程でもないですが、真面目に作った作品で好感が持てました。ジョージ6世はローグとの共同作業により、上手くスピーチを成功させました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-02-11 12:25:51) |
29.これまで僕が観てきた実話物映画って物語の展開が地味だったり、詰め込みすぎ感が強かったりで苦手なジャンルだと思ってきましたが、この作品はそれが皆無でわかりやすく最後に爽やかな感動を与えてくれる作品でした。 【しっぽり】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-01-24 19:05:50) |
28.スピーチの内容よりも「如何に上手くスピーチ出来るか」に固執している姿が何とも悲しく、愛おしく感じてなりませんでした。吃音症ではありませんが、自分も滑舌があまり良くないので気持ちが良く分かります。画が、カメラワークがとても美しい映画でした。 【Kの紅茶】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-01-06 21:36:24) |
27.《ネタバレ》 普通に面白かったんだけど、ラストのスピーチのシーンで使われたBGMが僕の中でも特に好きな楽曲で、ベートーヴェン交響曲7番第二楽章アレグレットだったので、ちょっとやられました。 【ないとれいん】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-11-25 10:34:04) |
《改行表示》26.イギリスが凋落する直前のイギリス王室を描いたイギリス映画。だから当然と言えば当然なわけですが、全編を覆うイギリス感がとにかくすごい。イギリス、イギリス、イギリス…あぁきりがない! 【あばれて万歳】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 00:52:24) |
25.2013.07/29鑑賞。20世紀前半の英国王室の歴史が良く解る。子供時代に世紀の恋と騒がれ退位した国王も、現女王の母(101歳没)が主人公の妻、結構楽しめた。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-30 17:24:28) |
《改行表示》24.否と応に係わらず大衆に語りかけることが仕事(?)の君主である人間が吃音症であるとは何たる皮肉であろうか。主人公の長年にわたる苦悩は察して余りある。よき理解者であり友であり、トレーナーでもあったローグとの出会いは不幸中の幸いであるといわざるを得ない。さまざまな場面で吃音症が不治の病ではないことを証明してみせるローグだが、実際に日々の訓練はどういったことをしていたのか興味ある。そういった地道な努力がもう少し描かれているといいかなと思った。好み35/50、演出13/15、脚本10/15、演技8/10、技術7/10、合計73/100→7/10点 |
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《改行表示》23.「アカデミー賞」っぽい堅苦しさがなく、コンパクトにまとめた印象でした。 様々な表情で語れる主演のコリン・ファースがはまり役だったと思います。 吃音症に向き合う真摯な姿と、敵国に立ち向かう姿がリンクしており、国王の人柄が伝わってきました。 また、ローグ役の表情もよかったと思います。特に目。 ただし、秀作だと思いますが飛び抜けたものはなく、作品としては小粒感が残りました。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-12 21:41:38) |
《改行表示》22. コミカルなシーンが多くて、楽しませてもらった。 役者陣がとても良い味を出していて、非常に良かった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-03 22:17:58) |
21.《ネタバレ》 吃音症のバーティと言語聴覚士ライオネルの友情物語。重くも軽くもなく、時にコミカルで見やすい。「昔の王は軍服姿で馬にまたがっていればよかった」というジョージ5世の言葉もあったように王の役目は時代とともに変わり、特にラジオの登場以降、国民に声を届けることも重要な役割となった。そこに吃音症の王、第二次世界大戦、という組み合わせが史実でありながらよく出来てるなーと思う。最後のスピーチは無事に終えられて一安心くらいの感じで、感動まではしなかったけど、全体としてはまずまず。スピーチの時点で13歳だったエリザベス2世はまさに歴史の生き証人…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-28 20:35:09) |
20.王が「なにを変える権利もない」とぼやくシーンに日本人としては天皇を思い起こさずにはいられません。英国王室は今でもゴシップねたにされるくらいですからデリケートさにはかなりの差がありますが。ただ、震災後に天皇がコメントされたことに重ね合わせてしまいました。うまくしゃべるというよりも、国全体が暗くなる場面で、上の人間が気持ちを伝えるスピーチというものがどれほど重要か、と。吃音の演技にすべてがかかっている演劇的な作品ですが、悪い意味の演劇くささは感じませんでした。どんな人間でも自分で克服するしか前に進めないというようなテーマがぶれていないからでしょうか。WOWOWで吹き替え版も放送されていたみたいですが、これの吹き替えって・・・ 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-28 17:25:53) |
19.見応えのある映画でした、いい役者さんぞろいですね。ローグ一家がくつろいでいる時の絵画のようなシーンが大好きになりました。エドワード8世/デイヴィッドがあまりいいイメージで描かれていないのですね。よく「世紀の大恋愛、王位を捨ててまで・・・」と言われていますが、違う見方もあったのだなと、興味深かったです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-31 14:54:15) |
【kaneko】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-11-15 16:49:01) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ローグさんのあまりの聖人君子っぷりに涙が出てくる。普通気難しくって癇癪持ちでしかも王族なんて扱いにくい患者、どんな医者でも関わり持ちたくないだろう。なのに彼はすべてを受け入れるかのような優しい笑顔で治療を快諾する。金のためでも名誉のためでもなく、戦争から帰ってきて精神を病んでしまった兵士たちを救いたかったという最初の志を今も忘れていないからだ。自分の仕事に対するその真摯な姿勢には頭が下がるし、好感が持てる。 もうひとつ、彼の人柄がよく描かれているのが道端で喧嘩別れする場面。出自に関する問題はとてもデリケートな上に自分自身に何の責任もないのだから、そこを攻撃するのはルール違反だろう。キレて殴りかかったって許されると私は思う。なのに彼はそのことに関して怒ったり悲しんだりするそぶりを見せず、自宅に帰って奥さんに漏らしたのは、ただ自分の力不足を嘆く言葉のみ。自分がどれだけ侮辱されようとも、まず相手のことが先に立つ。そんな彼だからこそ、王様は照れ隠しを言いながらも治療を再開するために戻ってきたのではないだろうか(ここでもローグさんは嫌味のひとつも言わず、冒頭と同じ微笑で王様を受け入れた)。ライオネルの望む「対等な立場」をバーティが受け入れ、二人が心をひとつにするこのシーンはグッと来るものがあった。 だからこそ、演説後に二人が「ローグ」「陛下」と呼び合うシーンには悲しくなった。ここのレビューによれば、このシーンは「吃音に打ち勝って演説を成功させたジョージ6世が、名実ともに王となったこと」を表しているらしいけど、私には力を合わせて障害を乗り越えた二人の友情も、身分の差という壁を乗り越えることができなかったと言っているようにしか見えなかった。ジョージ6世が国民に賞賛され、家族との絆を取り戻し、ローグの貢献に対して勲章を与えてハッピーエンド…となっても何か釈然としないものが残ったのはそのせいだったと思う。 バーティは障害を乗り越えて王となり、その演説で戦時中の国民たちの心を支える英雄となった。それに対し、英国で演劇の舞台に再び立つという夢も叶わず、友人は雲の上の存在となり、豪州人というよそ者としてこれからも生きていかなければならないライオネルは、この物語で一体何を手に入れたというのだろう? 【池田屋DIY】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 17:11:42) |
16.《ネタバレ》 前半は、「あ、今のがイギリス人一流のジョークというやつだな」なんてふうに冷めた感じで観てました。でも徐々に、自分の心のなかの問題に丁寧に向き合うジョージ6世と、親身に実践的なアドバイスを繰り返すライオネル氏の姿を見て、なんか和んでしまいました。信頼関係がある、っていうのが、人間にとって最もおちついた状態なのかも。ライオネルさんのコンプレックス(役者のオーディションに落ちたとことか)も描かれていたのも良かったと思います。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 07:32:12) |
【*まみこ*】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-09-15 15:01:43) |
14.好評を聞いていたので、かなり期待して観ることに..とても真面目に創られた、良作ですね~ 作品に引き込まれました.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-14 10:39:03) |