49.一つ一つのシーンが鮮明に記憶に残る緻密な作品。現代とは映画の作り方が違うなという良い手本。モノクロなのに流れた血がなんと赤い事。その赤が鮮明に記憶に残るのです。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-01 16:28:10) |
48.《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。ホラーサスペンス映画の第一人者、奇才アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作。グロすぎてモノクロに、お決まりの本人ノンクレジット出演(ヒロインが勤める会社の前を通る男)、ヒロインの同僚に自らの娘を起用、観る者の心臓を詰まらせる名BGM「キュー」が流れるシャワールームでのヒロイン殺害、母親の“見返りゾンビ”など仕掛け満載。途中入場禁止とするほど意外な結末、ココロに二人の魂が宿る男、それはもはや精神分裂病ではないでしょうか。不敵な殺人鬼にアンソニー・パーキンス、陰のある名演。ヒロインにジャネット・リー。ハンドルを握りしめながら、フロントガラス越しに見せる目がつり上がった鬼気迫る表情。DVDには特典映像が2時間近くも付いていてこちらも見応えアリ。傑作に格上げ。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-11 01:23:40) |
47.人が殺されるシーンは、そのものずばり目撃するよりも想像させられる方がずっと怖いのだ、と思い知らされた作品。外国の、カーテンのあるシャワー室はその後今でもちょっと恐怖感がある。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-12-04 00:01:23) |
46.いわずと知れたサスペンスの金字塔です、あの効果音、特許でもとるべきでしたよね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-06 13:44:04) |
45.《ネタバレ》 例のシャワーシーンは「こわ~」と独り言が出てしまう程度でしたが、振り返した老婆がミイラでファンファンと例の怖い音が流れてきて女装したノーマンが来たときは頭がパニックになって絶句しました。 んで終わってこの映画の情報とか見てて知ったんですが、最後の引き上げられる車のシーンの前のノーマンが薄っすら笑うところ、ノーマンの顔に少しあのミイラの顔が重なってるんです!!なんか意味分からんけど怖いいいい!! 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-19 18:12:10) |
44.《ネタバレ》 おお、よく考えたらこのオリジナルをレビューしてなかったな。最初に観た時はまだ子供で、シャワーのシーンなんか思いっきりびびりました。でも、子供過ぎて、オチがよく解らなかったんですよね。え、だって他に誰もいないとこで、お母さんと対話してたり、死体見つけてショック受けてたりしたじゃん。とか言って、どうも「1人になっても自作自演する精神異常(多重人格)」が理解できなかったのです。かなりしつこく両親に質問してたと思います。せめてここが理解できるようになってから観るべきでした。なんで、元祖サイコ系どんでん返しは全く堪能できなかったのですが、優れた作品であることは確か。その後何度か観ましたが、実に計算された作りだし、なんといってもホプキンスのノーマン・ベイツは映画史に残るキャラクターでしょう。キンキンキンってあの効果音も抜群です。そうそう、私はあの「丸ごとコピーラジー賞受賞リメイク」に、本作に対する怒涛のような愛を感じて(笑)好感をもったものです。ここを含め各映画サイトのレビューを覗くと、本作を観ないでリメイクを観た人たちが割とリメイクを高く評価してることが判ります。本オリジナルが今の時代でも充分通用する証拠ですね。 【あっかっか】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-05-12 16:10:11) |
43.《ネタバレ》 この映画のおかげで、これ以降ノーマンの呪縛から逃れることが出来なかったA・パーキンス。でもサイコといえばA・パーキンスといわれるほど戦慄な役柄だった。それだけでも大いにこの映画に対し貢献していると思う。晩年は自ら監督もしてるので、良い意味で吹っ切れたのかもしれない。J・リーもこの作品でスクリーミングクイーンの称号を得、で娘もそれを受け継いでいるのもまた面白い。現在ではありふれた内容かもしれないが、50年も前にこんな映画を撮っちゃうヒッチコックはやっぱ天才だ。 【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-14 17:36:12) |
42.《ネタバレ》 車で逃亡するとき、社長に見られちゃうシーンはイヤだね。 雨の中を車で走る場面、あの視界の悪さは不安にさせられる。 「ワイパーの動き」、「ナイフを持った手の動き」が音楽と合っていて面白い。 この音楽がよい。緊張感や不安を煽るようで、とても効果的だと思う。 モーテルって独特の雰囲気があるよね。 そこにいる青年の、何かにとり憑かれた様に「剥製の鳥」の話をする様はとても普通じゃない。 応接室で話しているときに、青年の背後で鳥の剥製が大きな陰をつくっているのが、とても不吉だ。 しかし、もはや「母親」の正体はバレバレであるが、 でも!それでもおばあさんの存在感は不気味である。 窓から覗く影、精神を病んでいる、表情が見えない、とてもオドロオドロしい。そうではないでしょうか。 ミイラになった「母親」の後姿には、とても存在感があり怖い。本当にまだそこに母親がいる感じ。 でも振り向いた瞬間にチープになった。 最後の精神分析的な謎解きもなんか普通だ。(こじつけっぽい?) でも、この作品はとても暗い陰が存在する。闇を描いている。 霊現象ではないが、不思議な怖さだと思います。(人の心の深いころにある怖さかな?) 独特の雰囲気を残す作品だ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-20 01:36:49) |
41.こわっ! 若人あきらみたいなまゆ毛のジャネット・リーの絶叫と瞳孔が開いた演技は絶品です。マリオンはもとより、その消息を辿る者たちを襲う恐怖、という筋書きもゾクゾクします。剥製にしても覗き穴にしても、冷静に考えるとただの物体にすぎないんですが、そこはさすがヒッチコック、白と黒の陰鬱が非常に不気味です。あの黒板をツメでひっかいたような音響も突然鳴るもんだから、「こ、こえーよ!」と、テレビに向かって怒ってしまいました。皆さんがおっしゃる通り、その後のサスペンス映画に多大なる影響を与えたというのがよーく分かりました。サスペンスとミステリーとホラーを3ついっぺんに撮っちゃうなんてスゴイ。古典だろ?なんてバカにしちゃあ、いけません。 |
40.怖いですね~。 ヒッチコック作品で一番最初にこれを見てよかったと思います。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 11:33:26) |
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39.《ネタバレ》 例のシャワーシーン、あの状況で襲われる怖さもさることながら、ナイフで刺すシーンの音がまたすごい。サクッサクッとわりと軽い音なのだが、逆にそのせいで一撃一撃が致命傷に思えず、なぶり殺しにされているかのような恐怖を覚えてしまうのだ。怖え! 横領した4万ドルを出発点に二転三転するストーリーだが、最後までほどよい緊張感に包まれているため、観ていて全然油断する隙がない。なかでも、私立探偵の行方を沼のほとりに立つノーマンのワンカットだけで表現してしまうところは本当に凄いです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-22 20:58:47) |
38.地下室のシーンは正直マジにビビってしまいました。ストーリーに無駄もないし、なおかつ緊張感もずっとありました。さすがの一言に尽きる気がします。名作! 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-21 14:25:38) |
37.《ネタバレ》 恐いです。一人暮らしの友人に片っ端から見せてやろうっと。小心のユニットバス使用者にとっては辛い。ヒュンヒュンヒュン。 【ラナ】さん 8点(2005-01-15 22:28:06) |
36.以前井筒監督が「オモロい映画はネタバレしてもオモロい」と言ってたけれど、つまりはそーゆーこと。ちなみにワタクシが一番ゾーッとしたのは有名なシャワーシーンでもラストシーンでもなく、マリオンが乗り換えた車の中で、自分がいなくなった後の人々の会話を想像するシーン。車の進行方向と彼女のアップが交互に映されるのだが、最後(「4万ドル全額取り返すぞ」という台詞が聞こえるとこ)のカットの彼女の表情、怖えーったらありゃしない。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-01-12 20:24:29) |
35.《ネタバレ》 さすがにオチは読めますけど、だからといって面白くないわけでもない。いやもう、怖いというよりはあんまり唐突に現れては殺して行く姿にちょっと笑ってしまったんですが(^^; 有名なシャワーのシーン、まさかヒロインが中盤で死ぬとは思ってなかったんで、そこは驚きました。 【あさしお太郎】さん 8点(2004-10-05 18:55:24) |
34.昔なんとなくヒマ潰しに観た映画だが、結構凄い映画。ラストは驚いたし、とても想像できませんわ。昔の映画だが、最近の映画に負けず劣らず出来の良いサスペンス映画。 【くうふく】さん 8点(2004-07-30 12:24:34) |
33.オープニングの音楽からドキドキさせてくれます。ところで、あの警官は結局何がしたかったんでしょうかね?モーテルに着くまでの間にもサスペンスを作っちゃうぞ!ということなんでしょうか。 【デューク】さん 8点(2004-06-27 03:01:34) |
32.元祖。今となってはそこまでだけど敬意を表して。 (ビデオ) 【zero828】さん 8点(2004-03-27 12:21:51) |
31.《ネタバレ》 ゾックゾックきました~。甘い評価かもしれませんがすごくおもしろい。古き良き作品。二重人格という設定にも何の疑いもなく「そうだったのか!」と驚き。ハクセイなんかも気味悪くていいですね。きわめつけはあの音楽で…こわー。 |
30.《ネタバレ》 何だか観終わった後、心がざわざわとする映画でした。前半の車で逃げるシーンのカットや構図が、得意とするところの「不安」をつのらせ、中盤から後半のモーテル内のシーンで爆発させる運びなどは、さすが職人芸。カメラワークもよく考えられていて、有名なシャワーシーンはもちろん、刑事が階段踊り場で殺される場面、車が沼から出てくる場面等は、ゾクッとせずにはおられません。モノクロがこれだけ、冷たい印象を与える色だとは、この作品で知らされた気がします。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-03 12:44:00) |