7.勝新、三船、若尾文子、岸田森の豪華オールスター夢の競演は充分楽しめました。勝新と三船のツーショットは流石、かなり締まっていた。岸田の登場シーンもかっこよかった。ストーリーはその4本柱のお膳立てで、その上に微妙絶妙な事情で盛り付けられたフグ、サメ、タイ、カニミソ丼で腹いっぱいになりました。他所では孤高の食材「フカヒレ」として持てはやされてきたサメは盛り合わせには不向きのようで、タイとくっつき合って生臭さが出てしまっていたが、盲目のフグのしびれで中和されて微妙なうまみに変わっていた。カニミソは意外と量が少なくてあっさりと食べきったが、今となっては幻の味、ありがたみはあった。・・・分かりづらいか。 【Beretta】さん 6点(2004-09-21 02:06:14) |
6.用心棒のキャラが全く違っちゃってる。どうせ三船を出すならオリジナルの役にして欲しかった。(それじゃ話題になんないだろうど・・・) 【ボーリック】さん 4点(2003-12-17 23:52:46) |
5.「座頭市」は勝さんのものだと思うけど、「用心棒」は三船敏郎だけのものじゃなく、黒澤監督だからこそ面白い。この映画に出てくるのは偽者だよ。「座頭市と子連れ狼」とか「丹下左膳と用心棒」とか観たい 【紅蓮天国】さん 5点(2003-11-21 15:31:29) |
4.かなり座頭市重視に作られてますね。 座頭市=良い者 用心棒=悪者 みたいになってしまってるんでちょっと残念。 用心棒のファンが可哀想な気がする。せっかく2大スターの共演なんだし、 もうちょっと考えて作ってほしかったかなあ。 座頭市が階段から落ちそうになるシーンでは大爆笑しました(笑) 【金髪の按摩】さん 5点(2003-10-21 14:58:59) |
3.黒澤映画以外の三船さんは全く精彩がない。だから勝新さんも精彩がない。2度目観るには、根性がいるな~。 【すぎさ】さん 4点(2003-06-17 00:32:08) |
2.キワモノ映画みたいに言われるけど、やはり勝対三船の対決は迫力ありました。引き分けっぽい最後も仕方ないでしょう。東宝対大映という頂上決戦でもあったわけです。ゴジラ対ガメラの代理戦争みたいなもので。三船が少しぐうたらしてましたが、これは大映製作だったことによりましょう。 【FOX】さん 6点(2003-02-09 22:23:25) |
1.「座頭市」の監督が撮ったんだからしょうがないんだけど、かなり座頭市寄りに体重がかかってる。「座頭市」見た事ないんで。用心棒の活躍が見たかったのにこんなの三十郎じゃねえ!(三十郎だとは一言も言ってないけど)黒澤明の三十郎は、弱きを助けるボランティア精神で人を斬りまくってたのが、この映画では完全に私利私欲のために凶行を働く。酒を飲んで女の事で泣くのもダメ(ちょっとカワイイと思わんでもないけど)。何か「ハンニバル」でのレクター博士に失望したのと似た感覚があった。話的には、黒澤の三十郎シリーズにある「笑い」という要素がほとんどないので、ちょっと10代が時代劇を見るには辛い。 【C-14219】さん 5点(2002-11-13 01:10:31) |