3.《ネタバレ》 阪本順治監督はいったいどこへいっってしまうのか?
「どついたるねん」でがつんと一発食らうほど魅了され、「王手」「ビリケン」もそのテイストを継続し「顔」「KT」「クラブ進駐軍」も悪くなかった。しかし、佐藤浩市、仲代、ギャロ、トヨエツ、森山未來といった多才な(香取とありさを除く)面々をぶち壊しにするような、思わせぶりなくせに行き当たりばったりなストーリー、鍵となる話や人物の存在がすぐに置き去りにされ、PDA(なつかしいなあ)技術が世界を救う(???)とかいうよくわからないゴール、そして民放BSでよくやってるユニセフCM風の映像を見せただけで感動の渦に包まれる国連に集まった人々。。。。あああ、あああ、金と時間を返してくれ。救いは森山未來のアクションシーンくらいかな。