1.《ネタバレ》 北軍の徴兵から逃亡した良家の純朴な青年と不良少年窃盗団のリーダーのバディ物。
途中までは結構面白かったのに、結局は知り合った悪い仲間の影響ですっかり悪に染まってしまったって話。
二人仲良く銀行強盗で終わるラストに拍子抜け。
アメリカン・ニューシネマになるんだろうけど、どこか青春の傷や哀愁の余韻が残る名作にはなれなかったみたい。
ジェフ・ブリッジスは幾つもの作品で見て覚えていたけど、実質主役のバリー・ブラウンは他作品でまったく見かけないのが気になって調べてみると、ちょうどこの映画のできた1972年、20歳で結婚して2ヶ月後にすぐ離婚。そして27歳のときに自殺している。
何があったのかは知らないが、もったいない話だ。