1.夢を追いかける若者達の挫折と恋愛と葛藤を描いた、恐ろしくオーソドックスな青春群像劇。仲間の一人は事故に遭い、一人はドラッグ・ディーラーの道へまっしぐら、一人は父親コンプレックスに苦しみ、理想と現実の狭間でバンドは解散…と、全てのエピソードがどこかで見たことのあるものばかり。青春時代ってこんなことしかないのか? 特別演出が優れているとも思えず、「グリニッジ標準時」をタイトルにするだけあって本当に標準的な仕上がり。彼らの音楽も私には良く解らない(ボーカルが加入してからはシャーデーを思い出したゾ)。そういった訳で標準的な点数、5点献上。