植村直己物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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植村直己物語

[ウエムラナオミモノガタリ]
1986年上映時間:140分
平均点:6.55 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1986-06-07)
ドラマアドベンチャー実話もの伝記もの
新規登録(2007-03-19)【鳥居甲斐守】さん
タイトル情報更新(2024-06-30)【イニシャルK】さん
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監督佐藤純彌
キャスト西田敏行(男優)植村直己
倍賞千恵子(女優)植村公子
井川比佐志(男優)植村修
大滝秀治(男優)植村松太郎
丹阿弥谷津子(女優)植村ハツ
古尾谷雅人(男優)小川正夫
左とん平(男優)野崎誠治
岩本多代(女優)野崎友子
山岡久乃(女優)野崎秀代
小林トシ江(女優)修の妻
竹脇無我(男優)石山(友情出演)
山本圭(男優)脇田
若林豪(男優)長塚博人
山田辰夫(男優)須藤
日色ともゑ(女優)小川好江
辻萬長(男優)高城
磯部勉(男優)広田
樋浦勉(男優)土田
土師孝也(男優)松浦
伊藤敏八(男優)藤野
高月忠(男優)上級生
加藤善博(男優)村井
倉田保昭(男優)平山
菅井きん(女優)小川ヨシ
藤木悠(男優)小川光夫
乙羽信子(女優)武藤安子
小沢栄太郎(男優)西川栄二郎(クレジット「小澤栄太郎」)
池部良(男優)真田
本名陽子(女優)
高畑淳子(女優)
河原さぶ(男優)
鶴田忍(男優)
歌澤寅右衛門(男優)
津嘉山正種(男優)
山野史人(男優)
高山千草(女優)
原作植村直己
脚本岩間芳樹
音楽村井邦彦(音楽監督)
製作田中寿一
電通
毎日放送
毎日新聞社(製作プロダクション)
配給東宝
美術徳田博
編集鈴木晄
録音橋本文雄
橋本泰夫
照明川島晴雄
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2.《ネタバレ》 植村直己。子供の頃のイメージは川口浩の本物版。彼が行方不明になったのを知った時『本当に命がけの冒険をしていたんだな』って思ったっけ。行方不明から僅か2年後に公開された本作。当時通ってた小学校で、この映画の割引券が配られたのを覚えている。当時の私は、“同じ時代を生きた人の伝記”であり“エジソンやモーツァルトに並ぶ、偉人と呼ばれる人物を題材にした映画”って捉え方だった。

公子と出会った頃から始まり、公子が植村の自伝を読むスタイルで過去の回想に。どんぐりと呼ばれる地味な存在が、無茶な外国渡航をして、世界初の五大陸の最高峰登頂するまでを振り返る。淡々とした話だけど、変にドラマチックな味付けをしていないのが、却って好感。伝記映画として、とても伝わりやすい構成だと思う。雪山では、ほんの数m先でぶら下がる仲間も助けられない、過酷な世界なこと。現場判断で選ばれたものがアタックすることに対する不満などから、植村が単独行に拘った理由も、とても解りやすく伝わったし、冒険の合間に、公子の気持ちを挟み、画的に退屈はしなかった。過去から現在へ。マッキンリーで行方不明になる時を、たぶん想像を挟まず、解っている事実だけで構成する創りも良いと思う。山頂の日の丸が物語る冒険の名残り。

公開当時植村は行方不明で、生存の可能性はゼロにせよ、ハッキリ死んだと言い切れない存在。そんな人物の自伝として、必要以上に美談にしなかったことと、公子と言い争い(というかイライラを公子にぶつける)する場面もきちんと描いたことが、お互い自分のことを半端者と考える植村直己と公子夫人の二人三脚の人生をリアルに感じさせてくれた。世界記録を持つ偉人が、人格まで優れているとは限らない。むしろ変わり者とも言える植村だから、あんなすごい記録を達成できたんだとも思える。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-01 20:39:05)
1.《ネタバレ》 悪い映画ではないのは分かるのだけど、もうちょっと物語をひとつの冒険とそこまでの経過だけにしても十分に成り立った映画なんじゃないかな、と思います。スポンサー探しのシーンなんかは逆にもっとしつこくしたほうが、日本における冒険家の苦労が出て良かったんじゃないかな?
 犬の扱いが・・・という人もいらっしゃいますけど、犬橇に使われる犬の扱いはあれが当たり前だった訳だから、表現としては仕方ないでしょうね。中途半端にヒューマニズムを出せば、もっと出来は悪くなってた気もします。
奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 6点(2010-07-11 14:42:35)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.55点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5327.27%
6218.18%
7327.27%
8327.27%
900.00%
1000.00%

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