新幹線大爆破(1975)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新幹線大爆破(1975)

[シンカンセンダイバクハ]
1975年上映時間:153分
平均点:7.38 / 10(Review 133人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-07-05)
アクションサスペンス犯罪ものパニックもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-20)【イニシャルK】さん
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監督佐藤純彌
キャスト高倉健(男優)沖田哲男
山本圭(男優)古賀勝
織田あきら(男優)大城浩
宇津井健(男優)倉持(運転司令長)
千葉真一(男優)青木(ひかり109号運転士)
郷鍈治(男優)藤尾信次
宇津宮雅代(女優)靖子
竜雷太(男優)菊池(鉄道公安官)
藤田弓子(女優)秋山(女医)
志穂美悦子(女優)東京駅交換嬢
矢吹二朗(男優)工事車運転士(クレジット「千葉治郎」)
多岐川裕美(女優)SAS係員
渡辺文雄(男優)宮下(公安本部長)
青木義朗(男優)千田(警察庁刑事)
原田清人(男優)三宅(新幹線技師長)
浜田晃(男優)長田(警察庁刑事)
矢野宣(男優)南(商社員)
藤山浩二(男優)広岡(記者)
永井智雄(男優)新幹線総局長
田中浩(男優)堤(警察庁刑事)
相馬剛三(男優)刑事C(警視庁)
中田博久(男優)東京運転所係員
田島義文(男優)佐々木(群馬県警刑事)
田坂都(女優)平尾和子(妊産婦)
風見章子(女優)靖子の母
阪脩(男優)
福田豊土(男優)田代(ひかり109号車掌長)
近藤宏(男優)松原(博多署刑事)
林ゆたか(男優)中やん(録音技師)
山内明(男優)官房長官
岩城滉一(男優)東郷あきら
小林稔侍(男優)森本(ひかり109号運転士)
日尾孝司(男優)機動隊員
黒部進(男優)後藤(警察庁刑事)
伊達三郎(男優)商人風の男
河合絃司(男優)部長刑事
須賀良(男優)
久地明(男優)消防士
木村修(男優)記者A
高月忠(男優)浜松駅係員
志村喬(男優)国鉄総裁
鈴木瑞穂(男優)花村(捜査課長)
北大路欣也(男優)刑事
川地民夫(男優)佐藤(道警刑事)
田中邦衛(男優)古賀の兄
丹波哲郎(男優)須永(警察庁刑事部長)
久富惟晴(男優)広田(警察庁特捜係長)
片岡五郎(男優)佐原(警察庁刑事)
荘司肇(男優)乗客
横山あきお(男優)アパートあかね荘管理人
原作坂上順(原案)(ペンネーム「加藤阿礼」)
脚本小野竜之助
佐藤純彌
音楽青山八郎
撮影飯村雅彦
企画天尾完次
坂上順
配給東映
美術中村修一郎
桑名忠之(美術助手)
編集田中修
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12
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21.《ネタバレ》 単純なアクション映画かと思って観ていたのですが
終盤は急にヒューマンドラマのようになってきて引き込まれて
しまいましたね。特に若き日の宇津井健の嫌味のない好演技が
光っていました。
終盤の部分がなければもっと低い評価にしようと思ったのですが
一応合格点にしました。

それにしても前半の警察の体たらくはどうにかならんのでしょうか。

犯人B(山本圭)の動静を探るだけのはずが、いきなりドアをノック
してしまって本人が出てきたらどうするつもりだったんだ

金を受け取りに来た犯人C(織田あきら)を突然大学柔道部員に声
かけて捕まえようとしたけど、凶器をもっていたら大学生はどう
なっていたのか

犯人Bを大人数で追いかけて見失いそうになっていきなり発砲。
凶器を持たぬ犯人に警告なしの銃の使用をどう正当化するんだ

高速道路上で金の受け取りにやってきた犯人A(高倉健)を屋上で
見張りにつく前に逃がしてしまったけど、配置につくまで時間を稼
げよ、などなど、いくらなんでもこれほどミスを犯すのだろうか

しかしよく考えると実は警察の捜査って実際もこんなものなのかも
しれませんね。だから、三億円犯人も、怪人21面相も、世田谷一家
殺人事件の犯人も捕まえられなかったのかもしれません。
この映画、実は警察の無能ぶりを暴く映画なのか、というのは考え過ぎか

ラスト、武器も持たない犯人Aを警告射撃もせずに撃ち殺してしまい
これはれっきとした殺人ではないか思うのだけども、そもそもこの映画
の数年前に起きた瀬戸内海シージャック事件でライフルを持って人質を
取った犯人でさえ、これを狙撃して殺してしまった警察には当時非難が
集まった。その後警察は基本的に犯人射殺には非常に慎重なのだが、
なぜこのような非現実的なラストにしてしまったのか疑問ではある。
キムリンさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-12 21:08:04)
20.《ネタバレ》 喫茶店の火事で急にテンションが下がってしまいました。サスペンスとしてはあり得ないパターンを持ってきてしまいましたね。それを見なかったことにすれば、全体的に緊迫感もあり、なかなか面白かったです。
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-29 13:32:29)
19.《ネタバレ》 昭和の社会派犯罪映画としては屈指の作品なんでしょうね。時代が時代だけにやけに全共闘の価値観みたいなものが鼻につくところは、今の感覚で行くと暑苦しくて堪らんものがあります。とくに高倉健一味の人間関係はちょっとクサくてヤリ過ぎ感は否めないところです。主犯の沖田という男はもう健さんそのものというキャラ設定で、事業に失敗して妻子に逃げられたからと言って健さんがこんな犯罪に走るかよ、と思ってしまいます。対する警察サイドも重厚な布陣ですけど、冷静に考えると捜査の進め方はなんか杜撰で無能さが目立ちます。空港で張るにしても、ふつう沖田の顔写真ぐらい持ってくるでしょう、元嫁と子供の面通しに頼るなんて、さすがにあり得ない話です。ふつうに考えても、爆弾が解除されてないのに身代金の受け渡し現場で逮捕しようとしまうかね?ここら辺も警察権力は横暴で無能だという団塊世代的な価値観なんでしょうね。この脚本では、警察は威信のためには新幹線の乗客の安全よりも、犯人確保を優先させる組織だと言いたかったみたいです。 そして最大のドラマが爆弾が無力化される前に二次災害を防ぐために新幹線を停車させようとするところで、これは9.11のときみたいなハイジャックされた旅客機を撃墜する命令を下す決断みたいなものです。ここでも国鉄の局長を非情の鬼官僚みたいに描いていますが、いくら国有鉄道だったとはいえこれはおかしい。その指令を下すのは政府じゃなきゃおかしいし、責任を負わねばならないのは当然総理大臣のはずです。劇中では官房長官が国鉄に決断させるような展開でしたが、いくらなんでもそれは酷というものですよ。事前に脚本を全部読んだのかは知りませんが、これじゃあ国鉄全面非協力という対応だったのは当然でしょう。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-16 00:57:48)
18.いくら「スピード」よりこちらの方が先に制作されていたとしても、スピードが良くできた映画であるがために、この映画の面白さが半減してしまい残念だ。もちろん、公開当時にこの映画を見ていれば凄い傑作と思ったに違いないが。よくよく見ていると、結構な役者が勢揃いしている。サスペンスとしては、どうしてもあり得ない部分や安臭さが気になってしまい、時代を感じる映画であるが、なかなかの映画には仕上がっている
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-01-16 18:41:45)
17.《ネタバレ》 長さを感じさせない、比較的よくできたサスペンスだと思います。しかし、どうしても解せない謎が2つ。1つは、車内清掃員がいつ、どうやって新幹線車両の下に潜り込んで爆弾をセットしたのか。事実上不可能だと思うのですが。私は、新幹線には爆弾を仕掛けていないんじゃないかとずっと思っていました。夕張のSLを爆破して見せることで、恐喝の材料としては十分だろうと。それに主犯が高倉健である以上、無実の人を皆殺しの危険に晒すことはないだろと。
もう1つの謎は、まさに主犯が高倉健であること。いろいろ回想シーンを盛り込んでいますが、結局犯人グループに同情の余地はありません。「会社を潰してカネに困って奥さんに逃げられた腹いせに」というだけの話です。高倉健が演じる以上、「やむにやまれぬ事情があった」という筋立てを期待したのですが、すっかり裏切られた気分です。
それならそれで、もっと悪役向きの役者が演じたほうが良かった。例えば同じ“恐喝もの”として有名な「天国と地獄」の山崎努が犯人役なら、もっとハラハラドキドキのサスペンス映画に仕上がっていたのではないでしょうか。
眉山さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-11-28 21:34:31)
16.邦画発の娯楽大作で、とにかくアイデアが面白いクライムサスペンス。
製作費の関係、古い映画ということで、突っ込み所やショボい部分もあるけど、
そこは寛容な目で。キャスティングも充実してます。結構長い映画だけど、
犯人側の描写はもっと深いところをじっくりと観たかったかな。
映画向きの題材ではあるんだけど、ストーリーはテレビドラマ向きだと感じた。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-06 02:07:43)
15.《ネタバレ》 つい最近までこの作品の存在を知らなかったことに自分でビックリ! 日本にこんな映画があったんだ。75年の作品であり、スピード感が今ひとつなのはいたしかたないとしても、スケールといい、ストーリーといい日本映画でこれに匹敵するものはないのではないだろうか? ・・・なのに異常と思える程の評価の低さ! 自分が知らなかったくらいだから(一応、映画好きを自負しているのに)、公開当時はともかくその後の映画マスコミで話題になることもなく、各種の映画賞にもほとんど縁がなかったらしい。もちろん興行収益的にも赤字ギリギリ。
89年刊行された文藝春秋編の『日本映画ベスト150』でも多くの切り口で多くの選者が多くの作品名を挙げているが,誰一人としてこの作品には触れていない。後の公共交通機関・大量旅客機関ジャックものの映画のすべてがこの作品のパクリではないか? と思わせる程、多くのエッセンスを含んでおり、しかも当時の東映(東映以外も)のオールスターキャスト、更に高倉健の悪役という大作なのに・・・。あまりに不思議です。再評価が必要なのでは?
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-20 19:01:42)
14.犯人側が印象的だった。高倉健だけでなく他の二人も良かった。彼らの雰囲気に哀愁を感じ感情移入してしまう。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-23 00:36:00)
13.新幹線が対面車両とすれ違う場面ははらはらした。減速のシーンもいいですね。
ホットチョコレートさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-02-20 12:25:37)
12.スピードより20年前に制作されているとは。身代金受け渡しとかトリックが稚拙なのは愛嬌。演者の豪華さが光るなあ。お気に入りの高倉健が期待に違わぬ素晴らしさ。日本映画の楽しかった時代のノスタルジーに浸れる。
タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-08-30 17:27:36)
11.新幹線が爆破されても炎と煙の中からスローモーションで出てきそうなソニー千葉ちゃん。深刻な表情を大袈裟に表現できる宇津井健。二者二様のオーバーアクト俳優に、いつもなにかうじうじとしたものを内に秘めながらいろんなものを背中に背負い込んでる高倉健。俳優の持つ色をそのまま出させて、オールキャストを堪能させる。走り続ける新幹線に訪れる、正にノンストップな危機をスリリングに回避してゆくのだが、この手に汗握るサスペンスに先に書いた濃厚で熱い演技が加わることで特撮のショボさをやり過ごさせる(いや、マジで)。素晴らしい。犯人グループの背景をチマチマと語るところでどうしても停滞してしまうのが勿体無い。語ったところで社会派になってるわけでもなし。『サブウェイ・パニック』のようにそこは省いたほうが絶対面白い。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-01 14:13:47)
10.サスペンスの要素はよくできているが、人間の背景描写が濃すぎる。「人間の真の姿を描く」ということが、唯物論に席巻された日本の抱え込んでいたテーゼだとしたら、この映画は、そのテーゼの具体化において、やりすぎたゆえに失敗作になってしまっている。ただ、当時の人からみるとおおいにうなずける作品だった可能性もある。なにはともあれ、悪いことするにも理由がないと納得できない。説明せずにはいられない。そういう時代の日本を知る意味でも貴重な作品。
wunderlichさん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-23 20:50:15)(良:2票)
9.娯楽作品としては悪くないです。出演者は豪華ですし話の設定も実に面白いと思う。しかしあんまりな警察の扱いやご都合主義が酷すぎて興を削がれるのが惜しいなぁ。高倉健、千葉真一、山本圭、宇津井健、役者はみんな緊迫感があるいい演技をしているだけに実に惜しい。どんなにいい演技をしてもあのシナリオじゃただのギャグになっちゃうよ…。もっともそのあたりのいい加減さがあったからこそ30年経った今でも「ネタ映画」としての地位を守っているんでしょうけどね(苦笑)。封切時、喫茶店が燃えるシーンで映画館が笑いに包まれたのかどうかが何故か気になります。
taxyunさん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-29 15:21:49)
8.《ネタバレ》 日本でパニック映画しかも30年位前の作品なら、頑張った方だと思います!高倉健さんが渋くて哀愁あって宇津井健さんも実直な感じが良かったです。パニック映画の走りとしては見ても損はないと思いますが、今の映画の迫力を想像はしない方がいいと思いました(笑)
うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-30 21:54:33)
7.健さんなら、どんな悪役をやっても応援してしまいますね。
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2006-09-07 21:41:07)
6.健さんが演じると、この手の犯罪者ですら何かいわく有りげな過去を背負った立派な人格者に見えてくるから不思議。にしても、健さん以外の共犯者若干二名が間抜けすぎで興醒めです。という事は、結局は彼らを統括してる健さんに問題有りという事になるのかもしれないけど・・・。ヒロシの過去やら、山本圭との出逢いやら、回想シーンに無駄が多すぎてせっかくガーンと盛り上がりそうな、新幹線内のパニック描写の流れを堰き止めているような気がしてなりません。志穂美悦子や多岐川裕美の扱いなんて最近の「イン・トゥ・ザ・サン」栗山千明並みに酷い。予告編じゃあ台詞があるちゃんとした役どころのように思わせておいて実は・・・っていうのが、昔から豪華キャストが呼び物の超大作を売る為の映画会社のやり方なんですね。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-14 17:25:20)
5.すごく幼い頃に観ましたが、今でも覚えています。こんな豪華な映画は、今の邦画ではもう作れないのかと思うと、少し寂しい気がします。
金子淳さん 6点(2004-10-17 23:05:12)
4.《ネタバレ》 群衆シーンなどひと昔前のテレビ怪獣ドラマ並、いい役者を揃えているからいいなあと思うシーンもところどころあるが、脚本、演出などまったくの並または並以下。キャストは嬉しいがそれ以上のことはなく、射殺されるラストシーンで一気に興醒め。日本映画界の現況にこの映画のような意気込みを感じないのは残念だが、作品的には同じ犯罪捜査物「天国と地獄」とは天と地の差。
monteprinceさん 6点(2004-10-16 02:09:36)
3.乗客のことも考えず、犯人を見つけたら追いまわす警察馬鹿すぎ。現金受け渡しシーンの民間人にむかって「捕まえてくれ~!」はありえない。萎えました。乗客の騒ぎ方はステレオタイプでリアリティなし。退屈はしないし、厭世的な雰囲気もグッド、なかなか健さんもカッコいいのだけど期待外れだった。もう少し脚本を練って、人物に厚みをもたせれば凄い映画になったのに凄く惜しい。
モンキィボォンさん 6点(2004-07-24 21:45:25)(良:2票)
2.当時のアメリカのパニック映画を追っての作品ですが、大物をそろえた割にはあまり面白くなかった。
やはり当時の映画のスピード感というかセリフのしゃべり方が私にはイマイチしっくりこない。
それと、昔から映画・ドラマで描かれてる警察って、何てマヌケなんだろ。群馬県警が大学柔道部に犯人を捕まえてくれなんて叫ぶシーン、見ていて非常に腹が立って、画面に向かって『馬鹿!』といってしまいました。
いかりや800さん 6点(2004-02-20 10:58:52)
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【点数情報】

Review人数 133人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
475.26%
586.02%
62115.79%
73627.07%
82418.05%
92720.30%
10107.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.11点 Review9人
2 ストーリー評価 7.57点 Review14人
3 鑑賞後の後味 7.08点 Review12人
4 音楽評価 4.42点 Review7人
5 感泣評価 5.14点 Review7人
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