2.《ネタバレ》 この10年ほど出演作がパッとしないジョニー。アンバー・ハードとの裁判が影響して降板した作品もあったようだ。
とりあえずジョニーの勝訴という結果でしたし、またティム・バートンとの作品で腕っぷしは弱く怖がりで変わり者だけど、優しい好人物という可笑しいような哀しいような主人公を演じてほしいものです。
本作では久しぶりにジョニー本来の持ち味が出ていてそこが見所だと思います。海賊役で一気に知名度も上がったようですが、
私が思うジョニー・デップとは違うんですよね。
話の内容よりも「これこれ、これこそジョニー・デップだ」とウキウキしながら観てました。
何と言ったらラストですね、すでに出来上がった道は進まない。これがこの映画のメッセージですかね。
リチャードは中高年になり自分の人生があとわずかになって気付く。だから若い学生たちにあれだけ熱く語るんだなあ。
でも人間て実際その時にならないとわからないコトだらけなんですよね
一緒に連れて行ったワンコはどうなるのかしら、帰巣本能で戻ってくることを強く願うわ。