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愛する人

[アイスルヒト]
Mother and Child
2009年スペイン上映時間:125分
平均点:7.19 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-01-15)
ドラマ
新規登録(2011-02-19)【かんちゃんズッポシ】さん
タイトル情報更新(2012-11-04)【ESPERANZA】さん
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監督ロドリゴ・ガルシア〔監督〕
キャストナオミ・ワッツ(女優)エリザベス
アネット・ベニング(女優)カレン
ケリー・ワシントン(女優)ルーシー
ジミー・スミッツ(男優)パコ
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ポール
チェリー・ジョーンズ(女優)シスター・ジョアン
エルピディア・キャリッロ(女優)ソフィア
デヴィッド・モース(男優)トム
エイミー・ブレネマン(女優)医師 エレノア・ストーン
リサ・ゲイ・ハミルトン(女優)レティシア
エリザベス・ペーニャ(女優)アマンダ
マーク・ブルカス(男優)スティーヴン
脚本ロドリゴ・ガルシア〔監督〕
音楽エドワード・シェアマー
撮影ハビエル・ペレス・グロベット
製作総指揮アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
アルフォンソ・キュアロン
ギレルモ・デル・トロ
配給ファントム・フィルム
衣装スージー・デサント
その他アルフォンソ・キュアロン(スペシャル・サンクス)
ギレルモ・デル・トロ(スペシャル・サンクス)
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8.自分の娘と息子に常々「子供はコウノトリが運んでくるのと違う、軽はずみなことをしたらアカン、もし授かって産むと決めたら成人するまで責任持って育てなアカン、『ダーウィンが来た』に出てくる動物たちも精いっぱい子育てしてるやろ」と話しています。カレン、エリザベス、ルーシーの物語が並行して示され、最後に繋がる脚本の見事さに唸らされる。カレンそのものではないかと感じさせられるアネット・ベニングの演技力が絶品。どういう特殊メークなのか不思議でしようがなかったナオミ・ワッツのおなかが正真正銘の妊婦さんだった事に仰天。添え物的な男性陣の描かれ方が物足りないものの見応えある良作。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-10-28 11:07:12)
7.邦題のタイトルからすればまず見ない映画だと思いますが、ここでの評価が高かったので鑑賞しました。当りです。良い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-11 20:18:53)
6.《ネタバレ》 「女性のための映画」である事を知りつつ相性悪そうだなぁと思いながらも観賞。でも蓋を開けてみると、“女が「産む機械」なら男なんて「種付け機械」じゃない!”と罵倒されている気分ながらも、ジェンダーフリーやら養子縁組制度やらについて色々と考えさせられる良い映画ではあった。特に序盤における登場人物達がぶつ切りで描かれていく群像劇のような印象から一転、中盤以降から様々な形の親子関係を通じて人々の間に「縁」が出来てゆく展開はお見事。ただ、主人公母娘の微妙に露悪的な立ち振る舞いにはなかなか肩入れができなかったなぁ。なんか恵まれない自身の境遇を周囲の人間に八つ当たってるだけみたいに見えて、その辺りにフェミニズムの一番めんどくさい部分を垣間見てしまった気がする。あと、『愛する人』っていう邦題もちょっと軽すぎる感じがするので、ここは原題通り『母と子(Mother and Child)』で良かったんじゃないかなぁ。せっかく良いテーマを扱ってるのにもったいないと思った。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-08 20:21:22)
5.《ネタバレ》 予備知識が無くタイトルからベタなラブストーリーだとおもったんだけど、しっとりとして良い作品でした、母と子の血のつながり、時間のつながり、養子縁組の葛藤、色々考えさせられました。手紙がすれ違うのがなんとも切ない。原題調べてみたらそのまんま「Mother and Child」で、内容通りどおりじゃないですか、男の影が薄いのも納得できる感じです、ぶっちゃけ仕込むだけの男と、産むという一大イベントがある女性では、感じるものが違うのでしょうね^^;
ないとれいんさん [地上波(字幕)] 7点(2013-09-13 08:54:55)
4.母と子の思い、絆が伝わってきます。子どもは宝ですね。映画を通して男、父の影は薄いです。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-17 13:07:07)
3.《ネタバレ》 カレンは家政婦から聞いた母の言葉を知り「何故私に言ってくれなかったの」と言う。
彼女は自分の娘と言葉を交わすことができないばかりか、母親からも心の内を話してはもらえなかったのです。
カレンがギスギスしていたり、パコに気を遣わせてしまうのは、ずっと娘への思いがあったからなのでした。
娘のエリザベスが男から恐がられたり、一人でいるのが好きなのも、同じように母への思いがあったからなのでしょう。

パコの娘はこう言っています「血のつながりより、一緒にいる時間が大事」と。
そのとおりです。家族は一緒にいる時間が長いことが、絆にもなっていると思います。
しかし、最後のエリザベスにあてた手紙にはこうあります。
「今日、エラに会った。38年間を一緒に飛ぶ鳥のようだった。彼女は心のよりどころ(Peace)だ」と。
カレンはエリザベスに会うことはできなかった。
でも彼女の生んだ命に会うことはできた。
それは38年間の悲劇を飛び越えるほどの喜びだった。
子どもって、本当にかげがえのないものです。
原題の「MOTHER AND CHILD」に込められた思いが伝わる秀作でした。

ps:個人的に一番好きなシーンはルーシーの母が「あきれた人ね、あなたが子どもを育てる世界初の女性なの?泣き言いうんじゃないよ、母親になるんだから」と一喝するシーンです。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-24 17:33:44)
2.《ネタバレ》 家族の絆とは「血」か「時間」か。養子制度をどう考えるか。とても興味があるテーマであり、期待して鑑賞した。いつも友人と議論になるが、恵まれない孤児がいるのなら、子供を作るよりも養子を受け入れるほうが、最大多数の最大幸福という観点上、素晴らしいことであり、養子制度は日本にもっと根付かせるべきなのではないか。
それはさておき、映画の出来としては今一歩及ばずという印象だった。演技派をそろえており、それぞれの演技がアカデミー賞候補になってもおかしくないほどだが、どうも脚本が欲張りすぎた印象だ。この映画は3人の女性が中心となって話が進行する。それぞれに個性豊かでもっと色々なことを知りたくなるキャラ設定なのだが、深い部分まで掘り下げた描写がされていない。というか時間的な制約により、そもそもそこまで掘り下げることが不可能なのかもしれない。原作があってその映画化だからかなと思っていたが、そうでもないようだ。
黒人夫婦のエピソードは養子制度を考える上で重要だが、エリザベスの少女時代を丁寧に描くことで補完可能だろう。思い切ってここを丸ごと省き、その分、親子の話に焦点を当てた方が良かったかもしれない。
登場人物一人ひとりに魅力あっただけに、それが裏目に出てしまった。そういう意味で残念な作品。だが、一見の価値がある。アメリカに比べて養子に抵抗感の強い(?)日本では、どう受け止められるのかが興味深い。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-13 21:15:17)
1.《ネタバレ》 「子供」というキーワードを中心に、それぞれの出演者の物語が進む。自分がもっと若い時に観たらまた違う印象だったかも知れないが、30歳を境に、子供という存在がかけがえのないものなんだなって思うようになりました。多分この考えは自分が更に年齢を重ねるごとに強く感じる事だと思いますが。こういう映画を休みの日に映画館で観る、とても贅沢な時間を過ごせたような気がしました。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-25 16:17:52)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.19点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
500.00%
616.25%
7850.00%
8531.25%
916.25%
1000.00%

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