7.《ネタバレ》 一年ほど前に鑑賞したのですが、もう一度観てみたいと思っています。 ハッピーになる者など誰もいないのですが、私らが知らなかった刑法とその裏事情を知り得る事が出来た貴重な題材。 ただし、日本はここまで陰湿で鬼畜な国ではない。 このような知り得なくても構わない身内家族をいつまでも追いたくる悪魔のような輩はかなり大袈裟にアレンジして登場してきたものであって 実際にはそうでもなく あくまで稀なケースであってほしいと願う。明日は我が身であるという事を肝に銘じ、その有事の場合に備え深く考えておきたいと思えた作品でありました。 2016年3月 CS放送された時に鑑賞。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-21 20:01:44) |
6.前編ドラマの『誰も守れない』から連続してみた。ドラマと映画の違いを感じる事ができた。「どこの国・世界の話だ。」とか「気分が悪い・腹立たしい」等々の善良なコメントに救いを感じるのだが、スマホ普及によるネット参加者増により、状況はもっとヒドクなっているような気もする。志田未来は演技は素晴らしいのだが、良過ぎて中学生らしさにちょっと掛けるかな。警察内部の権力闘争や警察とマスコミの関係、マスコミ対ネット、加害者家族と被害者家族、両家族への警察・行政対応、そしてネットの暴走等々話がテンコ盛りなので焦点ボケしてしまったし、皆さん仰るような所々粗はあるのだが、こういうテーマをしっかり取り上げて映像化した事を評価したい。ただし、「誰も守れないし、誰も守ってくれない。最後は家族」というオチは少々安直かな。ラストで救いをもたそうとしたんだろうが、そんな簡単な問題ではないだろうという気はする。 |
5. ネット社会の恐ろしさがよく描けているだけでなくストーリーがしっかりしています。最後まで見せるための演出がよくできています。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-01 15:06:57) |
4.「やりすぎ」という感想の方も多いようですが、過去にネットでたたかれた経験を持つ者にとってはこれでも「ぬるい」と思います。どういう訳か?途中から視点が「マスゴミ」からネットの住人に変わったのはなぜでしょう?一般人にとってはマスゴミもネットも似たようなもんです。非常に良くできていて、「現在」を示す象徴的な作品と思います。最後まで飽きさせない展開でした。いくつか気になる点が。。。志田未来さん、頑張ってますが主演の顔じゃないですね。考えが稚拙で(でも彼氏はいる)いらいらします。彼氏役のガキ、最近いろんなドラマに(NHKの朝ドラまで)出ていますが、おかま声でどこが良いの?これから何年彼をみなければいけないのだろうか?松田は今回始めてかっこ良いと思いました。こういうサブ的な役が似合うと思います。あとギバちゃん、あまり好きな役どころではありませんでした。自分ならああいう人物とはかかわりはもたないと思います。なんと言っても佐藤が出ると作品が締まります。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-09 21:48:41) |
3.《ネタバレ》 良くも悪くも「志田未来の目ヂカラ」が8割な作品。すごいです、あの目は。小学生姉妹が殺された、というショッキングすぎる出来事が身近で起きたにも関わらず、その死への感情については一切言及せず、あの勝ち気な目でひたすら「私は何も悪いことしてないのに!」というスタンス。人が死んでると言うのに、まるで他人事のように思ってるようにも見えてしまう。ラスト近くの浜辺のシーンを観れば、彼女は彼女なりに重いものを抱えてたのだなーということはわかるし、全体的にやっぱり「ある意味被害者」というのもわかるが、どうも、個人的には、あの勝ち気な目のせいで同情できない。あれが木村多江的な風貌の女優だったら、全然違う印象になっただろう。でもあえて勝ち気目ヂカラ女優の志田未来をキャスティングしたってことは、製作サイドはきっと、単なる予定調和な「かわいそう物語」にはしたくなかったのだろう。その意欲にプラス点。 【エムラ兄妹】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-25 06:06:20) |
2.入り口は、加害者家族の保護。 そして人間の普遍の感情、覚悟、思いやり、etc。。。 普通にテーマがしっかり伝わってきたので、良作。 【Pizz】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-02-06 02:13:35) |
1.《ネタバレ》 内容は小学生姉妹殺人犯の家族の保護とそれを担当する刑事の過去のトラウマとの葛藤と言うかなり重いテーマですが、序盤のたたみ掛けるようなストーリー展開とテンポの良さ、演技派の出演陣によるなかなか上手いセリフ回しと間の取り方、手持ちカメラによる臨場感の出し方等々、社会派ドラマというよりも一級のエンターテイメントに仕上がっていると感じました。 それと同時に(東野圭吾の「手紙」もそうですが)こういった犯罪者の家族の境遇を扱った良作によって社会に対して一種の犯罪抑止効果も期待できるかな?という感じがしました。 私の中では駄作の部類に入る「踊る走査線スピンオフ・シリーズ」の君塚良一作品のため、あまり期待しないで観ましたが、意外と高い評価になりました。 【ライアー】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-25 15:19:16) |