14.《ネタバレ》 現実的にはともかくこういう話はかなり好き。 自分自身、休みの日に山登ったり海で泳いだりサイクリングしたり外に出るのに目覚めてからはいろんな冒険した。 この映画ほどはっちゃけてはいないけど主人公が自分と被るしこういう体験にすごく憧れるなー。 そしてそういう体験が変な自信になってポジティブにもなれるし無謀にもなれるんだよねー。 分らんのがあのシェルパ?二人がなんで途中で別れたんかな。 あと空港で捕まった時家族や同僚に助けを求めなかったのか。 なんか見落としたかも。 とにかくまだまだいろんなチャレンジして行きたいと思う。 死なない程度に。 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-06-30 17:25:56) |
13.《ネタバレ》 世界観は好きだ。なにより風光明媚の地で撮影されているシーンが多いため、ウォルターを通じて自身もその土地の全てを味わうことができる。この映画の一番の醍醐味ともいえる。それに加え、ウォルターの成長が描かれている。会員交流サイトでウインクの1つも送れなかった臆病なウォルターは、旅を通じて堂々とした中身のある自信を持ち備えた男性へと少しづつ生まれ変わる。この過程は決して急なものではなく、とても自然に描かれているので、最後にシェリルを誘う場面なんかも違和感なく見守ることができた。今回はNo.25のネガ探しのためショーンを追いかけるのだが、映画の終焉まで顔などが一切映されていなく、ショーンのミステリアスな像をつくり出すことに成功している。最後の最後までネガの中身は見ることがなく、映画の鑑賞者の想像にゆだねるのかな?と思っていたが、まさか被写体がショーンだとは。やや綺麗過ぎるエンディング、そしてその表紙が載ったLIFE最新号を見た時のウォルターの軽めなリアクションに「予定調和」を感じてしまったのがやや残念。でも総じて好きな映画には入ります。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-07 03:03:21) |
12.《ネタバレ》 前半の妄想CGがすごいなーと思っていたが、後半の自然の映像も負けじとすごい。現実が妄想に勝るとは…。人生の目的か…。ネガがなくなったときからオチが見えていたが、それでも感動しちゃうのは、忘れていた何かというより、この年になって初めて気がついたことがあったからなのかもしれない。「知るために生まれてきた」でも現実は、ピアノも売っちゃわないといけないんだよね。そこら辺は大人としてわかっちゃうから、冒険できないんだよね。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-07 22:49:40) |
11.《ネタバレ》 ストーリー自体はホントにベタなんだけれど、妄想というスパイスを効かせた上に美しい絶景を並べ立てた映像は、ストーリーさえも壮大なラブロマンスに思わせてしまう素晴らしさ。それに、なんと言ってもベン・スティラーがいいですね。こういう役はハマリますね~。思わず8点献上です。 ちなみに、主人公の妄想癖で「めぞん一刻」の五代君を思い出してしまいました。これって、程度の差はあれども誰にでもありませんか? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-15 23:17:34) |
10.《ネタバレ》 平凡な者・か弱き者が冒険を経て立派に成長する物語はハリウッドが得意とするジャンルのひとつですが、10代の頃にはワクワクしながら見ることができた物語も、30代にもなるとキツくなってきます。長く社会生活を送れば容易くはない現実をイヤというほど見せられるし、そもそもの話として「平凡な生き方って、そんなにみっともないものなのか」という思いも抱いてしまいます。一部のディズニー映画などはポジティブの押し付けがひどすぎて、時に普通の生き方を全否定するかのような姿勢をとるので、見ていて不快にさせられます。。。 そんなわけで、本作についてもかなり冷めた目で見ていました。地味な主人公が大冒険をトントン拍子にこなしていく。意中の女性もゲットする。悪い意味でハリウッドの王道を行く物語ではありませんか。「これはつまらないなぁ」と思って眺めていたのですが、中盤より映画は驚くような急展開を見せ、ここから一気に引き込まれました。主人公は目的を果たせないまま現実世界に引き戻され、容赦なく解雇されてしまいます。冒険にかかった費用が家計を圧迫して家族計画も風前の灯火。さらには、いい感じだと思っていたシングルマザーは旦那とヨリを戻している。美人のキャリアウーマンが高卒のおっさんを相手にしてくれるかもと一瞬でも夢見たのがバカでしたと、現実の厳しさがきちんと描かれているのです。。。 ここから先は、真にポジティブな物語となります。厳しい現実を変えることは難しいが、だからといって自分自身を否定する必要はない。主人公は金銭の問題から10代で職につきました。やりたいことを諦め、目指したわけでもない職業を16年もこなしてきており、その過程ゆえに、人生にも職業にも自信を持てずにいました。しかし、彼の献身により家族は今でも安泰だし、その職人技によって会社は支えられてきた。彼は冒険の末にそのことを知り、また平凡な日常へと帰っていくのです。従来のハリウッド映画とは正反対の着地点には感動しました。。。 残念だったのは、結局はシングルマザーとうまくいってしまうというラスト。あそこは実現しない方が映画全体の趣旨に合っていたと思います。あとは、話題の吹替ですね。私は映画を吹替で見たい方なのですが、本作は鑑賞に足るレベルではありませんでした。棒読みの上に方言も直さない、技術以前の問題として、吹替をやるための姿勢すら見せないのはあんまりでしょ。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-10-04 23:06:52) |
9.《ネタバレ》 彼が意を決してヘリに飛び乗る。その時の表情。 人生、困難にぶつかり迷える時は必ずやってくる。人生、新たな一歩を踏み出すには勇気がいるものです。 しかしその勇気の一歩が人生を変える。笑いとシリアスのバランスもいい映画でした。 油断していると突然彼の空想の世界が挿入されますが、苦しい時こそ心の中で様々な葛藤が入り乱れる。 もし自分がスーパーマンだったら・・・。なんて思ったこともある。 そんな心の内をとてもうまく表現していたと思います。 ベン・スティラー演じる主人公がごく普通の勤め人であったのがいい。 でなかったら、少なくとも僕は主人公の男にこれ程感情移入しなかったのかもしれません。 同じ感想の方もおられますが、スティーブ・カレルでも良かったかも・・・と僕も思いました。 意を決してグリーンランドに旅立ち、ヘリに飛び乗り、全力でヘリから飛び降り、 全力で自転車を漕ぎ、全力で走る。これこそLIFE!。 ラストの1枚はそうきましたか!シェリルとのロマンスの結末も含めとても素敵なラストでした。 【とらや】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-27 19:22:59) |
8.《ネタバレ》 映像が素晴らしかった。 度重なる妄想にクスッとしました。 そして最後の写真にホロリ。 エンドの音楽も良かった。 後味がとてもいい映画でした。 【カルーア】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-29 20:01:15) (良:1票) |
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7.《ネタバレ》 とても後味の良い映画でした。結末がハッピーでなくても良い映画はたくさんありますが、やっぱり後味が良いとなんか気持ちいいですよね。この映画はそんな映画でした。25番目のネガ、おそらくウォルター絡みの写真かなとは思ってましたが「あぁ、このシーンだったのか」と思わずうるっと来ました。音楽も良く、映画ってやっぱりいいなと改めて思えるような映画でした。蛇足ですが、映画館の前から3列目の席を予約し、前には誰も座っていない状態だったので、大スクリーンでウォルターの冒険を堪能できました。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-04-19 21:22:50) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 予告編で観たいと思っていた作品で、評判が良い様なので平日のレイトショーで観てきました。ウォルター程ではないけど、妄想癖のある僕としては、パワーをすこしだけ分けてもらえる作品でした、といっても映画を観ている時点で現実逃避しているのですけどね^^;、関係ない話ですが、レイトショーで観終わって24時前で、良い気分で帰ろうとしたら愛車のエンジンがかからない。。。JAF呼んでエンジンかけて、充電走行して家に着いたのが2時。。。貰ったパワーを使い果たしてしまいました。。。orz 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-04-04 10:28:34) |
5.楽しい映画だなあと言うのが、率直な感想です。 あんな風にパーッと海外に行ける身分になりたいですわ。 この手の作品は日本人のあこがれの部分を前面に押し出した映画なのかもしれません。 あくまでも個人的な考えですが、ベン・スティラーって第2のビリー・クリスタルになるのかなあ、って思っています。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-04-02 17:33:33) |
4.生き方それぞれ、人生(LIFE)いろいろ。退屈な毎日に悩める人にお勧めします。妄想の中だけしかカッコつけられなかった中年男性が、現実を見つめて生き直す様には共感を得るところが多々あります。ベン・スティラーはゴテゴテのコメディアンかと思ってましたが良い俳優なんだと改めて見直しました。曲もまた良かったです。STEP OUTとSPACE ODDITYを購入しましたが何度聞いているか分かりません。終盤に掛けての爽快感も秀逸でした。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-29 16:26:26) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 ショーンの「美しいものは注目を嫌う」という言葉を、今 日本のメディアを賑わせているやつらに聞かせてやりたいものですなあ(何様)。またある作家は「成功する人は、(成功するまでは)恐ろしく地味で孤独」と言っていました。その地味で孤独な時間を耐えることもせず、最短距離で無駄無く「正解」に辿り着くことが良しとされる昨今。孤高のユキヒョウにも決して負けることのない、気高い魂を見せてもらった気がします。たった1枚の写真に、どれほどのドラマと人々の思いが詰まっているかということを、見る人の誰もが自然に実感できる作品にもなっていました。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-22 21:46:02) |
2.《ネタバレ》 ウォルター・ミティという人生。 会社組織における日の目を見ない裏方でありながら、その地道な誠実さと功績が大きなサプライズをもって讃えられる物語。 しかし残念ながら、肝心の彼の日頃の仕事ぶりがあまり見えてこない。この映画が「仕事」の讃歌でもあるのなら、彼の地道な手作業をもっと丹念に誇らしく描写するべきだったと思う。 (ヒゲと格闘する妄想が冗長すぎるので、そこを削ってでも) もう一つ、リアルの人生が劇的に変わっていく展開は面白いのだが、サメと火山噴火は突発的な偶然だからともかく、ヒマラヤ登山はどうだろう? あそこは、一介のサラリーマンが思いつきで簡単に行けるような場所ではないでしょう。完璧な準備をして、できるだけパーティーを組み、酸素が薄いので何日も前に入ってテント生活をしつつ空気に慣れながら段階的に登る、など相当の支度をしなければ命を落とす危険が伴う。彼が登山の熟練者である根拠、それを部屋のフォトグラフなりで事前に示す描写は必要だったのでは? しかし理想を言えばキリがないが、彼やこの映画が信条とするもの、それはまちがいなく私自身が心のどこかで夢に見ていること。 だから、最後の「LIFE」誌の表紙が私に与えた驚きと感動は言葉にならない。 →2020/6/26 全面書き直し。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-20 18:37:26) |
1.《ネタバレ》 再三見たようなストーリーではありましたが、映像と音楽に乗せられてしましました。 おそらく映画館の効果で好印象3割増し。その影響で点数も3割増しになっていると思います。 正直なところ、妄想がブツ切りに続く序盤は退屈でした。 また、現実描写があまりにもリアリティがないため、妄想と現実との区別がつきにくく、いつ妄想オチになるのか疑って鑑賞していたことも事実です。 ラストも平凡です。 ただ、色々考えることはなしに「癒し」を得るには極めて良作だと思います。 下品なシーンがなく、ストレスになる展開もなく、無害な作り。 クスリ程度の笑いや小ネタ的な伏線の使い方のうまさ。 そして、髭面の新上司も含めどこか憎めないキャラクターの面々。 そういった要素が相まって後味は爽快でした。 まさに「元気があれば何でもできる」の映像化。 粗捜しすることなく「馬鹿になれ」の精神でおおらかに鑑賞すればきっと楽しめます! (※なお、吹替に関しては一切関知しておりません。) 【午の若丸】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-19 23:58:29) (良:2票) |