チャップリンのニューヨークの王様のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
チャップリンのニューヨークの王様
[チャップリンノニューヨークノオウサマ]
(ニューヨークの王様)
A King in New York
1957年
【
英
】
上映時間:110分
平均点:
6.52
/
10
点
(Review 21人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
コメディ
・
モノクロ映画
)
新規登録(2004-03-14)【
Harpo=ひろしХироши
】さん
タイトル情報更新(2024-09-19)【
イニシャルK
】さん
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監督
チャールズ・チャップリン
キャスト
チャールズ・チャップリン
(男優)
シャドフ王
オリヴァー・ジョンストン
(男優)
ジョミエ大使
ドーン・アダムス
(女優)
アン・ケイ
マイケル・チャップリン
(男優)
ルパート・マカビー少年
フィル・ブラウン
(男優)
プログレッシヴ・スクール校長
声
茶風林
シャドフ王(日本語吹き替え版【BD】)
田原アルノ
ジョミエ大使(日本語吹き替え版【BD】)
高橋昌也〔男優・1930年生〕
シャドフ王(日本語吹き替え版【TBS】)
臼井正明【俳優】
ジョミエ大使(日本語吹き替え版【TBS】)
小林千登勢
アン・ケイ(日本語吹き替え版【TBS】)
原作
チャールズ・チャップリン
脚本
チャールズ・チャップリン
音楽
チャールズ・チャップリン
撮影
ジョルジュ・ペリナール
製作
チャールズ・チャップリン
(ノンクレジット)
特殊メイク
スチュアート・フリーボーン
特撮
ウォーリー・ヴィーヴァーズ
字幕翻訳
清水俊二
あらすじ
革命により、王位を追われてアメリカはニューヨークに亡命して来た、エストヴィア国王・シャドフ。到着するや否や、アメリカ商業主義の喧騒に巻き込まれて、困惑するシャドフ王の、ニューヨーク滞在記。
【
Harpo=ひろしХироши
】さん(2004-03-15)
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4.
批判精神を備えつつ、理屈っぽくならずにちゃんとギャグ映画に仕上げてくれている。というか、批判がそのまんまナンセンスギャグとなっているのは、批判するチャップリンの手腕が凄いのか、批判されるアメリカ社会の歪みっぷりが凄いのか。革命により祖国を追われアメリカにやってきた某国の王様がチャップリンの役どころ、という訳だから、チャップリンの立場としてはまず、「ワタシは別に共産主義者じゃないですよ」って事ですわな。で、映画は「浮世離れした王様のトンチンカンな行動でチャップリン自ら笑いをとる」という路線に来るのではなく、それを上回るトンチンカンさに満ちたアメリカ社会を、徹底的におちょくる。もちろん、ここまで戯画化してフザケてしまうと、批判としての力はむしろ損なわれてしまうかも知れないけれど、楽しければいいじゃないの。批判のための映画じゃなく、まず笑う映画。今の目から見てどのくらい笑えるかはともかく、本作で再び、しっかり「笑い」に取り組んでくれたのが、何よりうれしいところ。「自由」の素晴らしさを声高に叫ぶのではなく、映画を自由に作ることによって自由の勝利を示してみせた、それが本作。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
8点
(2013-08-31 12:53:29)
3.
《ネタバレ》
チャップリン作品の中で、過小評価されている作品。
私はどうしてもそれが許せなくて許せなくて、夜もオチオチ寝てられない。
しかも
“もしチャップリンのフィルモグラフィが「ライムライト」で終わっていたらどれほど素晴らしい完結だったか・・・”
そんな考え方があるらしい。が、全くそうは思わない。
たしかにカルヴェロはチャップリン自身が投影された姿であった。
でもだからこそあのラストシーン、あれがチャップリン映画の完結だったら悲しすぎる。
投影はされていてもカルヴェロはやっぱりカルヴェロであってチャップリン自身ではないのだから。
カルヴェロは死んでしまったけど、チャップリンはまだまだ元気だっ!
そんなこの映画の嬉しくなるような雰囲気が好き。
そしてクライマックスにおける放水シーンの痛快さ。
そのなんたるか。
【
Jump
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2006-08-08 00:28:19)
2.
これはやはりチャップリン自身の姿が投影されているのでしょうねぇ。もはや放浪紳士ではなくなりましたが、これだけお爺ちゃんになっても愛嬌があるキャラクターというのは珍しいです。昔のドタバタはありませんが、落ち着いたチャップリンというのもまたほのぼのとした味わいがあって好きです。
【
かんたーた
】
さん
8点
(2004-08-18 20:19:04)
(良:1票)
1.
チャップリンが、名作『ライムライト』 (1952) 完成後の渡欧中に、アメリカ司法局から再入国は保障せず、という事実上の国外追放の通告を受けて、そのまま住み着いたヨーロッパで撮った、最後の主演作。確かに、前作に比べてちょっぴり太めになったチャップリンは、「放浪紳士チャーリー」の頃の全盛期よりも切れこそありませんが、どの時代になっても変わらぬ、彼らしい愉しい演出を見せてくれます。僕が好きなのは、シャドフ王がホテルの浴室で、隣の浴室でシャワーを浴びながら歌を歌っている女性を覗き見ようとするシーンと、アン・ケイと一緒に出かけるナイトクラブでの、2人組コメディアンのパントマイム・ショウのシーン。どちらも、チャップリン自らがじっくり演技指導をしたに違いない、彼の動きや表情、仕草をそのまま忠実に再現したような、実に愉しいシーンに仕上がっています。また、この映画ではホテルのルームサービスや、レストランで料理を注文するシーンが、やたら多く出て来ます。チャップリンの映画では、食べ物が特に丹念に写されることが多いと思うのですが (例:『犬の生活』でのホットドッグ、『キッド』でのパンケーキ、『黄金狂時代』でのドタ靴や豆スープとコーヒー、『街の灯』でのスパゲッティ、『モダン・タイムス』でのバナナや自動給食機でのとうもろこし・スープ・ケーキ、カフェテリアでのお盆2つ山積みの料理の数々…などなど) 、この映画を観た後、僕もホテルに泊まってルームサービスを注文してみたくなりました。
【
Harpo=ひろしХироши
】
さん
[ビデオ(字幕)]
8点
(2004-03-16 00:02:09)
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【点数情報】
Review人数
21人
平均点数
6.52点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
4.76%
5
4
19.05%
6
7
33.33%
7
3
14.29%
8
4
19.05%
9
2
9.52%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.50点
Review2人
2
ストーリー評価
6.50点
Review2人
3
鑑賞後の後味
7.66点
Review3人
4
音楽評価
7.66点
Review3人
5
感泣評価
2.00点
Review1人
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