風の谷のナウシカのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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風の谷のナウシカ

[カゼノタニノナウシカ]
Nausicaa of the Valley of the Wind
(Warriors of the Wind(米・改変版))
1984年上映時間:116分
平均点:7.87 / 10(Review 547人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-03-11)
アクションドラマSFファンタジーアニメ漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
島本須美ナウシカ
納谷悟朗ユパ
永井一郎ミト
八奈見乗児ギックリ
榊原良子クシャナ
家弓家正クロトワ
松田洋治アスベル
冨永みーなラステル
坪井章子ラステルの母
吉田理保子少女C・トエト
坂本千夏少年A
島田敏ペジテ市民
大塚芳忠トルメキア兵
TARAKO少年B
菅谷政子少女A
貴家堂子少女B
野村信次トルメキア兵
矢田稔ニガ
寺田誠ペジテ市長
辻村真人ジル / ムズ
京田尚子大ババ
宮内幸平ゴル
水鳥鉄夫コマンドA
中村武己ペジテ市民
太田貴子ペジテの少女
アリソン・ローマンナウシカ(英語吹替版)
パトリック・スチュワートユパ(英語吹替版)
エドワード・ジェームズ・オルモスミト(英語吹替版)
シャイア・ラブーフアスベル(英語吹替版)
ユマ・サーマンクシャナ(英語吹替版)
クリス・サランドンクロトワ(英語吹替版)
マーク・ハミルペジテ市長(英語吹替版)
ジョディ・ベンソンラステルの母(英語吹替版)
原作宮崎駿「風の谷のナウシカ」
脚本宮崎駿
音楽久石譲
作詞松本隆「風の谷のナウシカ」
作曲細野晴臣「風の谷のナウシカ」
主題歌安田成美イメージソング「風の谷のナウシカ」
挿入曲麻衣「ナウシカ・レクイエム」(ノンクレジット)
製作徳間康快
徳間書店(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
鈴木敏夫(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
博報堂(「風の谷のナウシカ」製作委員会)
企画山下辰巳
プロデューサー高畑勲
制作原徹
スタジオジブリ(トップクラフト)
配給東映
東宝(2020年リバイバル)
作画庵野秀明(原画)
高坂希太郎(原画)
小田部羊一(原画)
金田伊功(原画)
小松原一男(作画監督)
前田真宏(原画/動画)
美術中村光毅(美術監督)
保田道世(色指定)
高屋法子(ハーモニー処理)
録音斯波重治(音響監督)
布袋寅泰王蟲の鳴き声(ギター)(ノンクレジット)
あらすじ
戦争で文明が滅びた後の世界。ある日、世界制覇の野望を持つトルメキア王国の輸送機が小国「風の谷」に墜落した。そしてその中から昔全世界を焼き尽くしたといわれる「巨神兵」が見つかって大騒ぎ。しかもトルメキア王国と敵対するペジテ(都市)が、巨大な「王蟲」を操って、風の谷に駐留するトルメキア軍を、風の谷もろとも滅ぼそうと企んでいた。それを知った風の谷の王女ナウシカは国の危機を救うべく、無謀にも王蟲たちの暴走を止めようとするが・・。
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547.ウチの猫がガシガシ噛みついてきた時に、ナウシカの真似をして「ほら、痛くない。ね」とやりたいのだが、いつもあまりの痛さに猫を弾き飛ばしてしまう。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん 8点(2003-12-04 05:26:12)(笑:10票)
546.《ネタバレ》 あれは忘れもしない若き春でした。親に無理矢理お見合いをさせられ嫌々出向き、相手様に”映画は何が好きかな?”と問われ、アニメとかぁ。と生半可な返答をした所、無理矢理ナウシカを観ろ!君はナウシカに似ている!と言われてしまい…。一生懸命観ましたが”何故にこんな芋虫女と?”と妙なトラウマが産まれてしまい、それ以降奇声一歩手前の高音で歌われるテーマソングや、ナウシカという文字を観ただけで吐瀉してしまそうになります。見合い相手は褒めてくれたのでしょうけれど、芋虫のイメージがどうしても未だ解けず、ここでこうしてレビューの高得点を観るたびトラウマが・・・トラウマを解くために、ファンの皆様申し訳ございません。初の0点をつけます。ご容赦下さいませ。
成田とうこさん [ビデオ(邦画)] 0点(2007-08-22 22:01:13)(良:1票)(笑:5票)
545.《ネタバレ》  記憶が正しければ、アニメで泣いてしまった唯一の作品です。
 そして、おそらく最も数多くみているアニメです。
 当時テレビで放映されたものをビデオに録画し、ビデオが擦り切れるまで見た記憶があります。この映画をかわきりに、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」と見続けて、すっかり宮崎駿のアニメのとりこになり、「もののけ姫」あたりで彼の映画を見るのをやめました。
 (「千と千尋の神隠し」だけは、嫌がるのを無理矢理連れて行かれて見ましたが。面白かったけど。)
 この映画が宮崎アニメの中で一番好きです。
 世界観が最も好きだし、ナウシカ、ミト、クシャナ、アスベル、戦車をうばうじいさんズと、好きなキャラクターがたくさん出てくるからです。
 そして、やはり一番感動したのもこの作品ですね。とくに後半はもうやばい。ストーリー構成と伏線が完璧すぎる上に、ナウシカの自己犠牲がミックスされて、後半の盛り上がりが半端じゃないです
 今でも、「宮崎駿」、「ジブリ」、というワードを聞くと、真っ先に思い出すのはこれと、兄の、大ババ様のものまね。あのモノマネも脳が擦り切れるほど聞かされました・・・。
 
たきたてさん [地上波(邦画)] 10点(2012-05-17 04:03:22)(良:2票)(笑:2票)
544.僕が生まれたのが78年だから、公開当時僕は6歳。数年後にはテレビ放映されていただろうから僕は10歳くらいで初めてナウシカを観たのだろう。残念ながらその時のことは覚えていない。どうせ「蟲怖い」くらいの感想しか持っていなかったと思われる。それから年に一度はテレビで観て、僕が思春期を迎える頃にはその世界観を理解し、シーンをそらんじることさえできるようになった。環境問題に関心のあった高校時代にはビデオを借りてCMなしで観たりもした。しかし、ある時ふっとテレビ欄でみつけても観ないようになってからというもの、僕はずっとナウシカを忘れていた。僕の中でナウシカは「壮大なストーリーと映像美を持ち、しかし時代遅れのメッセージと古い映像技術からなる過去の遺物」として認知されるようになっていた。この時点なら、僕の幼少期への郷愁と合わせて9点は固い作品だったのかもしれない。しかし、この作品の認識が180度変化する出来事が起こる。それは、原作との出会いだ。その当時、僕は漫画を完全に馬鹿にしていた。一時真面目に読んでいた手塚治虫を投げ出したあと、僕は「漫画」というメディアに希望の持てない日々が続いていた。現在ならつげ義春や松本大洋などの著作を通して漫画の表現力を認めている僕だが、「スラムダンク」を最高だとする時代にはどうしても馴染めなかった。僕は、その当時漫画をまったく読まない人間だった。そんな時、友人から強く風の谷のナウシカを薦められた。渋々読んだ僕だが、その世界の奥深さに仰天し完全に虜になった。僕は確信している。この「風の谷のナウシカ」は決して時代に合わせた環境問題をテーマにしているのではない。人間の本性を剥き出しにする「欲望」と「希望」(この物語で宮崎はこの二つの望みを並列に取り扱っている。)を、蟲の蠢く架空の世界から抉り取った大作だ。ナウシカの眼を通して、人間の汚れと美しさを輝かせた宮崎駿の才能には本当に驚かされる。それだけになお、これだけの大きなテーマを持った原作が単純な世界観として映画に納められているのは残念なことだと思う。この作品が漫画の2巻冒頭までのストーリーで終わっていることが問題なのではない。この壮大な世界観が、その中に含有されるたった一つの概念に格下げされているのが問題なのだ。新作を作るのもいいが、僕はいつか10時間作品にしてでも原作を完全版として映画化してくれることを望んでいる。
feroさん 7点(2004-01-23 21:13:56)(良:4票)
543.1番好きなのは、ラピュタ。でも宮崎駿監督の映画の中で最もテーマが深遠なのは、この映画だと認めている。人の根源的なものに訴えかけ、魂と魂の会話を促すような、表皮を1枚1枚剥いて行き、最終的に残った自分の核を見つめ直すことを要求されるような、そんな映画。自分の中の汚いものを見透かすようなナウシカの眼差し。愛情の湧き方が半端ではない人。彼女のあまりにもの高尚さと、森羅万象に対する達観ぶりに、自分を恥じてしまう。全ての人間がこの映画から得るものを読み取り自らに汲み入れれば、ひょっとしたら人間は無駄な争いなんてしなくなるかも知れない、そう思う。そして同時にそれは不可能だ、とも。作品のラスト以降、未来永劫穏やかな世界が続くとは誰がどう見ても思えないから。それも含めて、メッセージなのだ。人間の全てが描かれている。なあなあではない、厳しい眼差し。何者にも寄らない対等な目で、世界と向き合う作品。世界中の人が見るべき作品。人間の源泉を真摯な目で捉えた、大変に完成度の高い作品。
ひのとさん 10点(2004-01-07 15:06:12)(良:4票)
542.これ、子供が観たらどう思うだろう。「こわい」「気味悪い」で終わったり、悪くするとトラウマになってしまうのでは?実際自分も小さい頃に観て、「虫って怖い」「カビって危険」「人って怖い」「飛行機って危ない(?)」ってことを思っただけで、この作品にこめられたメッセージにまで目がいかなかった。「何でこんな怖い映画を作ったんだろう」といぶかしく思ったりさえした。アニメであるなら子供の鑑賞に堪えるものを作ってほしいと思う。表現が鋭く尖り過ぎていると思う。「自然を大切に!」ってことがいいたいのなら、「トトロ」の方がやわらかく素直に心に響いてくる。僕はオススメできません。
池田屋DIYさん 5点(2004-01-04 11:40:33)(良:3票)(笑:1票)
541.宮崎アニメのオリジナル劇場長編の第一作にして最高傑作と位置づけている。扱っているテーマはもの凄く巨大だが、設定・ストーリー・キャラクターといった映画の構成要素を緻密に絡ませ、納得のできるエンディングまで描ききる力技は、宮崎監督の当時の制作に対する熱意と意欲を如実に物語る。おおばばさまの「その者、青き衣を纏いて金色の野に…」というシーンでは大泣きした。興行的には「魔女の宅急便」を境に宮崎アニメはブレークすることになるが、作品的には「カリオストロ」から「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」までが抜けていると思う。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 10点(2008-10-20 00:39:14)(良:3票)
540.名作の誉れ高い本作、既に語りつくされた感があり、いまさらレビューもないだろうという感じですが、これほど有名な作品なのに、実はアタマから最後までキッチリ見たのはこれが初めてなのです。感想としては『もののけ姫』と同じだな、ってとこですが、本作が先に世に出ているわけですから、この感想は一般的には逆ですね。両作品に共通して感じたのは、「自然=善」「文明・産業・科学=悪」という安直な対立軸を描くのに、その善代表が年若いヒロイン、悪代表が年増の女大将(しかも不具者もしくは不具者になる)、としているところです。同じようなコンセプトの映画を2本も作るなら、この対立軸の代表を逆転させてみたらどうでしょう? 悪代表が、一見、純真そうな年若い女の子であっても良いでしょう? どうも、宮崎氏は子ども(しかも少女)に歪んだ幻想を抱いているとしか思えません。また、大人の女性にはよほど痛い目に遭ったトラウマでもあるのでしょうか。今から20年前の公開時に、この映画がアニメとして評判になったのは、ある意味納得です。しかし、内容的には先見性があったと言えましょうが、その描き方は極めて偏狭で固定された視点に立ったものであり、ある意味古典的でさえあります。なので、私は、『もののけ姫』にしろ、本作にしろ、作者の抱えるダブルスタンダード、もっと言っちゃえば(おんな子ども差別を内蔵した)噴飯ものの自然崇拝&平和主義に、辟易とするのです。そして、そこに宮崎氏の自覚が恐らくないであろうことが窺えるのが、さらに嫌悪感を呼ぶのです。
すねこすりさん [地上波(邦画)] 4点(2008-06-09 15:50:17)(良:3票)
539.ごめんなさい。映画館で観た時に寝てしまいました。その後、眠ったところまでまた席についたまま見ようとしたのですが、睡魔が襲ってきます。断念して、その何年か後、TVやDVD(レンタル)でやっと本編を通して見ることが出来ました。何故、眠かったのだろうかと考えると、別に大画面でなくても良かったのかも?という一つの答えが導き出されました。自然と人間が共に生きていくために大切なことって、何?そのひとつの方向性を見い出しナウシカが奔走するのですが、心が震えてこず。メッセージばかりが強くてセル画の裏側から制作者の顔がどうしても浮かび上がってきます。その主張するものが大きくて、ピンとこなかったのかも知れません。大画面を活かした展開でもなかったし、そういうメッセージならば本でも充分伝わるような。どちらかといえば(言葉は悪いかも知れません)宮崎氏の趣味についてのエッセイを見ているような(自然と人間についての僕の覚え書き、みたいな)そんな錯覚が今でもあります。名画と呼ばれ、愛されている作品なれど作家性の出過ぎた点では、自分は少し敬遠したい映画です。
映画小僧さん 5点(2004-03-29 21:10:53)(良:2票)(笑:1票)
538.そんなに面白いですか、これ? テンポは悪いわ無駄に長いわ置いてきぼり状態は長いわ、ヘレン・ケラーも真っ青の三重苦です。私の中には悪い印象しか残っていません。
Kさん 3点(2004-03-20 12:27:13)(良:1票)(笑:2票)
537.う~ん。ここまで評価されるのを見ると、自分の感覚が鈍いのかと思ってしまう。1.公開当時、これだけの評価がされていたとは思えないし、一大キャンペーンは張られてはいたものの、やはり大掛かりなオタク祭りであったように記憶している。ラピュタにしてもしかり。2.映像にしても、実写で表現できないものをアニメで実現したというレベルの論調が主であったように思う。3.子供のころに、アニメに夢を感じた作品はほかにもたくさんあった。宮崎作品だけがぬきんでているとは思えない。4.第一、本当に自然環境に対する激しい主張を持ってこの映画を作ったかどうか疑問。主張のストレートさでいうならば、「柳川掘割物語」や「平成狸合戦ぽんぽこ」、「おもひでぽろぽろ」の高畑勲のほうが痛々しいくらいだ。
神谷玄次郎さん 5点(2003-12-26 05:25:17)(良:2票)(笑:1票)
536. 何も始まらず何も終わっていないのを生死だけで無理やりこじつけたという印象しかない。原作がどうこうではなく1本の映画として観た場合無理があるのは否めない。
swamiziさん 3点(2003-12-24 20:43:42)(良:2票)(笑:1票)
535.すごい映画をつくったなぁと思うし,ヒットを出さなきゃ成らないのが監督の宿命だからこんなことを言っては怒られるかもしれませんが...自然を破壊する人間が悪で,自然そのものが善であるというステレオタイプの安っぽい自然保護の視点がやでやでたまらない.原作で描かれている「生命をいじくる権利は少なくとも人間にはない.いじくらなければ人間という種が存続できないのならば,自ら滅びる覚悟はある」という骨太の自己破滅的あるいは狂気を含んだ決意は,少なくともこの映画からは感じられない.この映画をみた子供たちはきっと全ての生き物はほかの生き物を殺しながら生きているという現実をわすれ,物質的に恵まれた今の環境が世界的には希有であることに気がつかないまま,もっと言えば自然を保護することで捨てなければならないことがあるということに思いをいたすことなく「自然を守らなきゃ」と考えるに違いない.すばらしい作品であると思うが,個人的にはこの映画が訴えようとしていることは嫌いだ.原作からばっさり削られた部分,ナウシカの持つ狂気を抜きにして自然保護は成り立たないはず.もののけ姫で描かれている「人間は自然を破壊しなければ生きていけないのだからこそ,自然そのものと折り合いをつける努力をしなければならない」というメッセージのほうが健全で受け入れることができる.映画のナウシカは自然を大事にする自分でありたい人のマスターベーションムービーであり,原作の漫画ナウシカのメッセージは,人間の生きたいと願う欲望を否定するものだ.たくさん書いたけど,僕自身何度もみてるしすばらしい歴史に残る映画であることは否定しません.ストーリーはおもしろいし主人公は魅力的だし音楽はすばらしい.でもメッセージ性があってすばらしいという意見には賛成しかねるということです.
take1さん 5点(2003-06-06 00:33:25)(良:3票)
534.ナウシカってさ 例えばクラスにいたら必ず学級委員で板書の字も書写のお手本のようにきれいなはず。でも今ひとつ冗談がかみ合わず、こちらが放った渾身のギャグも真面目に問い返されて大ケガしそうな、つまりなんか付き合いづらいひと。
tottokoさん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-17 00:01:19)(良:1票)(笑:1票)
533.《ネタバレ》 久々のレビュー(協調フィルタのテストも兼ねて)

てか、これレビューしてなかったんすね。
10点か非常に迷いどころなんですけども、個人的な好みとしてはラピュタ/カリオストロの方が好きなので、若干減らしてます。

ゲド戦記見た後に見ると、声優さんの差がえらい違う訳で、声優って大事だなぁーって思うんですけども、この頃の宮崎アニメって登場人物が皆魅力がありますねぇ。
ナウシカよりも圧倒的にユパ様が圧倒的に魅力的なのがちょっと困ったもんなんですけど。

話も原作を見ると、映画版がその一部と言う事が分かりますが、壮大で起承転結が綺麗に収まってまして、テンポの良い展開で何度見ても飽きないですねぇ。

で、その話を上手く盛り上げているのが音楽。流石久石先生なんですけど、これが初参加なんですね。サントラ持ってるぐらい好きです。

良いとこ尽くめなんですけども、ただ、暗いんですよねぇ。全体的に。そこがこの作品の良いとこでもあるとは思うんですけども
シネマレビュー管理人さん [DVD(邦画)] 9点(2008-08-04 12:04:09)(良:2票)
532.《ネタバレ》 陳腐な反戦映画ほど嫌いなものはない。安易な比喩ほど観ていて腹立たしいものはない。でも、この映画は「ナウシカ」という絶対性を、ものの見事に描ききった時点で傑作なのである。戦士にして学者、強情にして繊細、大人にして子ども。背反する属性を一人格の中に全て包摂しつつ、それが自家撞着を起こしていない。まさに、アニメだからこそ創造できるキャラクターであろう。
「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし」。何だ、このあほくさいRPG的な言い回しは。でも、本当に青き衣をまとって金色の野に降り立った彼女を観て、僕は、ジャンヌダルクよりも聖女に近いなとか意味不明なことを口走ったのでした。そして、危うく二次元の世界に取り込まれてしまいそうになったのでした。できれば結婚したいが、住む次元が違うから痛恨の-1点。
枕流さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-06-05 00:46:39)(良:2票)
531.この映画を見終わって、面白かったね、と俺は彼女にほほえんだ。俺は嘘つきだった。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 1点(2007-04-29 22:14:29)(笑:2票)
530.ナウシカ派orラピュタ派?と問われる事に非常に抵抗がある。何故、同名監督、作家の作品を評価する上で派閥に分ける必要があるのか...疑問です。同じく、原作と映画はある意味双子であって別人なのだと思っています。 プロットの核になる部分に掛ける監督の並々ならぬ思い入れは強烈ですらあります。むしろ好戦的と言っていいくらい。精神の奥にある感情を叩き起こそうと....その映像化されたものがナウシカ。人間愛の絶対究極の位置にある『自己犠牲』はトールキンも描いているが、本作は更に剥き出しです。この強いメッセージに触れて、拒否反応を起こすか感銘を受けるかは、個人差があるでしょう。監督がナウシカの眼を通して世界を観ているのか、それともナウシカが監督の代弁者なのか....そんな事を考えて恐くなってくる。それ程、壮大..荘厳。
MAZEさん 8点(2004-03-22 00:53:25)(良:2票)
529.昔から「風の谷のナウシカ」は好きになれない。
ギニューさん 5点(2004-01-22 21:40:38)(良:1票)(笑:1票)
528.私は「地球を守ろう」という言葉が嫌いだ。何と傲慢な言葉だろう。木を伐らないことも、海や大気を汚さないことも、全ては人間の未来のためであって、わざわざ「守ら」なくても地球それ自体は銀河系に生き続けるのに、地球が人間という生き物を創造した時点で自然環境が破壊されることなど予想範囲内だったかも知れないのに、まるで地球の運命がヒトの手の中にあるかのようだ。
ナウシカはその小さき身体で、人間など自然の前では無力で取るに足らないものであるということを感じ取っていく。その無力さに挫折を繰り返しながらも、他の人間とは明らかに違う「自らに課せられた役割」を探して闘い続けるのだ。「強い」とか「美しい」とか「神々しい」とか、そのようなすべての形容詞を並べてもなおナウシカを表現することは出来ない。全ての言葉や感情を超越した存在。もしも「優しさ(厳しさ)」とか「強さ(弱さ)」とか「愛(憎しみ)」だとかをカタチにすることができたら、それが「ナウシカ」なのだろう。
ぽめさん 10点(2004-01-09 23:07:25)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 547人
平均点数 7.87点
030.55%
140.73%
220.37%
381.46%
4193.47%
5356.40%
6407.31%
78114.81%
810619.38%
912222.30%
1012723.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review29人
2 ストーリー評価 7.98点 Review50人
3 鑑賞後の後味 8.02点 Review47人
4 音楽評価 8.63点 Review47人
5 感泣評価 7.56点 Review37人
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