1.《ネタバレ》 地域社会に深く根付いてしまっているマフィア組織に立ち向かっていくことでさえ非常に勇気がいるものなのに、そのマフィアの身内のような家庭に育ちながらもその存在に疑問を持ち反マフィア運動へ足を踏み入れたペッピーノの正義感には感服しました。そして、みんな誰かが声を上げることを待っているなかで、その「誰か」になろうとする意思の強さは見習いたいものです。(まあ、世話になった義理は大事にしなければならないとは思いますけれども)。
一方で、「殉教者」が出てはじめて人々が動き出すシーンからは、マフィア問題の根深さが見て取れましたね。