4.シュワルツェネッガーの映画だが、アクションは一つもない。
ただの年老いたガタイのいい男という役柄だ。
実話ベースの重い内容が淡々と進んでいくのだが、90分程度の映画なので、飽きることはない。
妻と娘を亡くした悲壮感たっぷりの男をシュワちゃんが演じているのだが、シュワじゃなくても良いと感じる反面、
年老いたシュワでもありだなと感じる映画だった。
今回の映画で、この年老いたシュワに見ていてアクションを期待しなかった。
なので、これはある意味、今後のシュワちゃんの演技派役者としての、方向転換のスタートとなる、成功した映画と言えるかもしれない。