12.《ネタバレ》 これは泣けてしまう。全編通じてコメディベースで作り込まれているところが良いですね。コメディ演出の要所要所に挿し込まれているトムさん演じる主人公の深い悲しみと彼を取り巻く人々の人間味や優しさが、見事なメリハリをもって迫って来るのに涙腺が耐えられません。原作小説も元ネタ作品も未読・未見だったので尚更に心に沁みたのかも知れません。何の先入観もなかったので。 脚本の妙も然ることながら、役者さんたちの微に入り細に入りの演技も素晴らしかったです。トムさんひとりがグイグイ引っ張るようなことはなく、主な登場人物一人ひとりのキャラクターがキッチリ立っている感じ。野良猫役の猫さんまでもが単なる添え物ではない存在感を放っていました。 元ネタも観たいと思いますが、現時点で特に異議なしの10点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-09-17 10:31:24) |
11.《ネタバレ》 鑑賞後、「最近、似たような映画を観た気がするなあ」と調べてみると、なんとそのリメイクだった。 (https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=24252) ただ、大筋以外の細かいところが、現代風にアレンジされていた。 (SNSリポーターとか。) 終盤のシーンで、オットーが自身の身の上のすべてをマリソルに明かすところ、 不動産業者を撃退するところはベタだけどグッときた。 序中盤が少々退屈でしたが、王道展開のなかなかいい映画でしたね。 ソーニャ役の女優さんは美人だった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-08 09:21:53) |
10.「幸せなひとりぼっち」のリメイクだと知らずに 鑑賞..(途中で気がつくことに) オリジナルの雰囲気、良いところを残しつつ..シンプルであっさりめのリメイク作品..トム・ハンクス ハマってたかな..普通に良作.. 【コナンが一番】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-08-31 13:11:50) |
9.《ネタバレ》 不機嫌で偏屈な老人が、ご近所の方達との関わり合いで少しずつ変化していく。 彼が偏屈であったのにもちゃんと理由と言いますか原因となった過去があって、 その辛い過去ゆえに人々を遠ざけてたわけですね。 それで自分しか見えてなかった、自分のことしか考えてなかった状態から 変わっていって、周りから必要とされる人になる。それが「生きる」ということ。 地味だけどとても良い映画だと思います。トム・ハンクスの実の息子さんが 若かりの頃のオットーを演じてて、それ故か本当に違和感なく見れていたのが印象的でした。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-24 10:15:40) |
8.《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。オットーという男、左右どちらから読んでもOTTO…何だかダジャレみたいやな。原作はスウェーデンの小説。「幸せなひとりぼっち」のリメイク版。トム・ハンクスを主演に迎える。近寄り難い、眉間にしわを寄せた偏屈老人を見事に好演。周囲はみ~んなバカモン、空回りしまくる姿は滑稽だ。自殺に失敗しながら想起するのは悲劇の過去。人一倍大きな心臓。面の皮の厚さもうなずける。ほっこりするハートウォーミングドラマ。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-11-25 04:19:27) |
7.《ネタバレ》 安定のトム・ハンクス。 上手いですねぇ。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-24 09:18:06) |
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6.トム・ハンクスもすっかりお爺ちゃんになっちゃって。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-10-22 20:18:36) |
【ケンジ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-09 23:07:43) |
4.オリジナルのオーヴェは全く取り付く島もない人物でしたが、同じく偏屈でもオットーは人情味が透けて見えるのは名優トム・ハンクスの功罪なのか。全編画面の隅々に至るまで見える整頓された清潔感が素敵。プロデューサーも兼ね実子と共演、妻も参加というハンクスの意気込みが感じられる良作。 |
3.《ネタバレ》 オリジナルのタイトルはなぜ「オーヴェという男」にならなかったのかしらね。 「幸せなひとりぼっち」という邦題がなんかあんまりしっくりこないんじゃないかと鑑賞後にちょっと気になったんですよね。 リメイク版は安定、安心のトム・ハンクス。コメディ色を強くしてハリウッド的な娯楽映画にしてないとこがとても好感が持てます。 オリジナル同様、車の運転を教えるシーンが良いですね。オリジナルとコレと、続けて観たくなりました。 若い頃のオットーを演じたのがトム・ハンクスの実の息子なんですね。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-05-08 22:08:56) |
2.心温まるヒューマンドラマです。周囲を固める登場人物たちも憎めない人たちでした。トム・ハンクスが主演なので、最後まで安心して観れました。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2023-05-02 07:24:17) (良:1票) |
1.オリジナル未見。トム・ハンクスが原作を気に入り製作兼主演をする作品は地味なものが多いのですが、この作品も地味ながらとても良質な作品でした。 アメリカの良心と呼ばれるトムが偏屈な変人を演じられるか不安でしたが、そこは流石の演技力、途中から見事にイライラさせられました(笑) 若き日のオットーを演じた実子のトルーマン・ハンクスは太り過ぎとはいえ、抑えた演技で良かったですし現在に自然に繋げられました。トーマス・ニューマンもこうしたヒューマンドラマに音楽付けるのは相変わらず見事でした。 妻に先立たれた初老の男が周囲の方々との交流で徐々に希望を見出していく話自体は目新しいものではありませんが、回想交えながら悲哀と生きる希望を取り戻す主人公の描き方が丁寧で非常にステキなヒューマンドラマだと思います。 ただこの作品をコメディと位置づけるのは止めたほうが良いかもですね。クスっと笑えてもゲラゲラ笑う作品ではないので。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-03-16 00:54:05) (良:1票) |