19.《ネタバレ》 “Death Wish II”だけど『狼よさらば2』にしなかったんですね。8年後の続編ということもあり、配給は“前作のファン<<新規の観客”って考えたんでしょうか?私が中学生の頃に放送されて、たぶんクラスの多くが観てました。『ロサンゼルス=若い娘の可哀想なレイプシーンのある映画』として、インパクトが凄かったです。 娘のシーンの記憶はあるけど家政婦さんのシーンの記憶はあまりないので、たぶん大幅にカットされていたんでしょう。前作があるとは知らなかったので、まだあどけないキャロルは中高生の役だと思っていました。後から『狼よ~』を観て、まさか結婚する年齢だったなんて…って衝撃でした。 キャロルについてちょっと掘り下げると、前作ではジャックと結婚してキャロル・トビーに。キャスリーン・トーラン('50生、当時24歳)が演じていました。本作ではキャロル・カージーになっていたので、ジャックとは離婚してたんですね。ロビン・リン・シャーウッド ('52生、当時30歳!)が演じています。2人は実年齢2歳しか違わないので、ロビンの見た目年齢が恐ろしく若いということが、今回解りました。 4年前、“アマチュア警官”として9人を殺害し、ニューヨークを追い出されたカージーが、シカゴからロスに居を移し、精神病院に入る娘を見守りながら過ごしてます。…前作のカージーの心理状態を考えると、ガールフレンドを作ってるのはどうかと思いますが、ジル(ブロンソンが溺愛する奥さん)だったら仕方ない。ジルが出るたび復讐劇のテンポにブレーキが掛かりますが、仕方ないんです。 このブロンソン&ジルのラブラブ共演って、きっとイーストウッド&ソンドラに影響与えてると思います。カージーのガールフレンドがジル(ジェリ)だから、ジェリをレイプするわけに行かないから、家政婦ロザリオが一番酷い目に遭うんですね。 オチョア刑事の再登場は嬉しかったです。相変わらずくしゃみしてるし。ロス市警から協力を求められたNY市警。4年前カージーの犯行と知っていて逃がしたんだから、カージーがロス市警に捕まってバレたら困る。だからオチョアに説得に向かわせる。って設定はとても面白いですね。続編としてオチョアを出す上手い口実です。オチョアの、管轄をまたいでの捜査やバスの尾行。この辺『フレンチ・コネクション』シリーズを参考にしてるのかな?って思いました。 今回カージーは手当たり次第ギャングを襲うのではなく、ターゲットを絞って復讐します。そのためカタルシスはあるんですが、前作で感じたリアリティは少し減ってしまいました。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-10-06 10:33:04) |
18.《ネタバレ》 「狼よさらば」を観たときも感じましたが、政府や警察など公的機関を信頼せず、私刑に共感するアメリカ人の性向がこのシリーズの人気の陰にあるようです。前作と異なり復讐は果たしましたし、アクションもパワーアップしているポイントは評価しますが、上記の点とマッチョさのアピール(男を怒らせるなら、妻や娘が殺されるか、レイプされなきゃダメだろ!)には違和感を覚えました。自分1人が強盗に遭っただけなら、主人公はおそらく復讐には走らないでしょう?前作で傷つきながら生き残った娘にあんな残酷な最期を遂げさせなくても・・・。絶対悪趣味ですよ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2020-11-23 18:14:03) |
17.娘があまりにも可哀相すぎる。多分僕もカージーと同じ事を行うであろう。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-02-19 20:43:15) |
16.《ネタバレ》 続編としてまっとうな作り 前回もの足らなかった復讐というテーマに徹している しかもやはり前回物足らなかった殺し方のディテールもパワーアップ レイプシーンなどもリアル 窓から飛び降りた娘が鉄格子にグサリとか、胸の十字架をにぎった手ごと撃つとか、最後は電撃攻撃などホラー風味もある 前作より6年も経ってるが、刑事が主人公の恋人の部屋に無断侵入して待つとか前作でもあったが、警察の不法侵入が普通に行われる事の違和感がある 当時は普通だったのか? 家を襲ったチンピラ達を何のヒントも無く次々と見つけて行くのはご都合主義すぎる チンピラ役で『マトリックス』でモーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンが出ている、前回のジェフ・ゴールドブラムと同様におもしろい偶然か?しかし痩せてて言われなければ全然わからないぜ ラストもやはり関係者に見逃してもらうオチも二回続くとちょっと都合良すぎかな 【にょろぞう】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-08 02:29:41) |
15.《ネタバレ》 前作より8年の充電期間を経てアマチュア刑事ことポール・カージーが仕事場をNYからロスに移し再び始動。相変わらずブロンソンが会社員にも病院のドクターにも全く見えませんが・・・。 前作が街のワルどもを手当たり次第処刑していくのに対し、今度は明確にターゲットを見定めた復讐劇となっています。そのきっかけとなる冒頭のシーンは前作以上に眼を背けたくなる酷いものであはありますが、それだけに警察や法に代わり復讐の鉄槌を下すブロンソン=ポール・カージーがアツい一作。 また、ブロンソンと言えば数々の作品で奥様と共演されてきましたが、本作でも奥様と恋人同士の役で仲睦まじく共演されています。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-17 11:35:11) |
14.ブロンソンの当たり役ですね。音楽は元レッドツェッペリンのジミー・ペイジです。ジョン・ボーナムの突然の死でやむなく解散したレッドツェッペリンですが、まさかジミー・ペイジが解散後の初仕事に映画音楽を手がけるとは思いませんでした。ところが、映画も、音楽も全然すごくありません。 なんだかとほほな映画です。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-09 22:38:22) |
13.《ネタバレ》 '10.8/12 鑑賞。以前何かで作品の紹介があり、思い出しレンタルDVDで観る。 1982年作品にしては残酷なレイプ、殺しのシーン。その復讐としての殺人、でも簡単すぎ単純すぎるのでは・・。今なら苦しませて殺すもっと残酷なシーンになるのと思う。 『狼よさらば』の続編とは知らず後先逆になった。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-17 19:03:48) |
12.《ネタバレ》 正直な所、期待外れ。 前作で「必殺仕事人」として主人公ポール・カージィの方向性は定まった筈。 なので本作は冒頭から仕事人稼業がバリバリ見られるアクション巨編なのかと思いきや、何故かポールは仕事人稼業をリセットしてる。 (前作のラスト「指ピストルでニヤリ」は何だったのだろうか?) 見たくも無い酷いレイプシーンを経て、ようやくポールは仕事人稼業に復活する。 ポールの怒りを共有化する為とは言え、お手伝いさんと娘さんが受けた仕打ちは余りにも酷すぎる。 終盤、ポールを見逃す警備員のニヤリとした顔に4点。 3作目以降は見ないと思います。 【たくわん】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-11-13 18:43:57) |
11.《ネタバレ》 ブロンソンの映画も昔からの慣れで、吹き替えでないと楽しめないです。内容的には前作と似たようなものですが、かなり説明不足な感もあります。あとやはりレイプシーンはかなり不快です。不快であるがゆえに、その後の復讐でカージーを応援できるわけなのですが。 【ディーゼル】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-05-05 21:39:04) |
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10.《ネタバレ》 ニューヨークからロサンゼルスに移っても家族を襲われちゃう不幸な主人公ポール・カージィーもさすがに復讐にも手馴れた感があり、プロの殺し屋のように淡々と一人一人、どこまでも執拗に追い込んでゆく。前作『狼よさらば』の70年代映画の独特の空気を継承するも、70年代の世相はこのときすでに無くなりつつあり、前作のようなアクション映画でありながらも社会派の様相を呈した作風を堪能することは出来ない。ブロンソンの感情を押し殺した復讐っぷりに「さらば、『狼よさらば』」という郷愁を感じる。その郷愁に浸れるだけまだ良いとも言える。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-11-20 11:29:43) |
9.Rockファンにはデス・ウィッシュⅡ。J・ペイジが監督M・ウィナーの隣に住んでいたために音楽担当の話が持ち上がるものの、ギターシンセのサントラが激しく浮きまくる。この作品で印象に残るのは娘役女優のロビン・シャーウッドという洒落た(?)名前だけ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-17 19:21:33) |
8.いやぁーもう不快指数200くらいのレイプシーンに気が滅入りました。ただ今回はポール・カージィーが見事に復讐してくれるのでカタルシスは充分得られました。影や夕日?朝日?を使った演出もかっこいいし最後は切ない。個人的に前作より評価は高いです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-10 09:21:26) |
7.《ネタバレ》 さすがに前回は殺しすぎたなという反省からでしょうか?今回は的を絞って復讐劇となりました。無法地帯と化した前作よりは少し治安もよくなっています。(ツェペリン)ジミーペイジのギターは話題づくりでしょう。再び犯された娘は運悪すぎ! |
6.一瞬前作と同じように思えたがこっちのほうが過激ってますね。相変わらず警察は役立たずですが。ジミー・ペイジのギターがバンバン流れてくるけどな~んかビミョ~。さりげに売れる前の頃のローレンス・フィッシュバーンがでてるじゃな~い。この頃の方が顔的には結構好きかな(笑 |
5.「あのポール・カージイが帰ってきた」というCMのナレーション共に、やたら日曜洋画劇場で放送されてましたな。より過激になり、それなりに楽しめたが、前作で作り上げたポール・カージイというキャラクターを今作で使い果たしたという感じ。この後のデス・ウィッシュ”シリーズ「スーパー・マグナム」「バトルガンM-16」「DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ」などは、出がらしになったポール・カージイに無理やり武装させたハリボテB級路線へと歩み始める。 【カズゥー柔術】さん 6点(2003-11-20 12:18:26) |
4.今度は娘が殺されます。ポール・カージー怒りの鉄拳が爆発します。前作よりも手慣れた感じで、娘を殺した犯人を追いつめていきます。医者に変装してまでとどめを刺しに行くシーンは、思わず拍手喝采です。悪いことをした奴が法律に保護されるのはおかしいという心情は誰にでもあると思います。それが見事に具現化されたのが本シリーズでしょう。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 08:04:44) (良:1票) |
3.金太郎アメバイオレンス映画デス・ウィッシュシリーズ第2弾です。シリーズ全部脈絡ない邦題ついてますが、なぜかというと、こうしないと本当にシリーズ作同士の区別がつかなくなるからでしょう、きっと。本作は中ではましな方です。 【鱗歌】さん 6点(2003-05-11 15:19:44) (笑:1票) |
2.いつからだろう、ブロンソンと言えば復讐もの、復讐ものと言えばブロンソンというイメージになったのは?、ある時期からはそればっかりのような気もするが・・・。 【眼力王】さん 5点(2003-02-03 01:21:41) |
1.ZEPのジミー・ペイジが音楽を担当しているのですが、ハッキリ言って、そのギター・サウンドは浮いてました。作品としては74年のヒット作「狼よさらば」の続編。いつものようにオープニングの暴行シーンは今回は目を覆いたくなるほどの凄まじい迫力。確かに3作以降の軍事アクションっぽい展開よりはマシですが、本作でも前作のあったような殺伐とした空気や異様な緊張感や圧迫感といったものが薄れ、むしろハードボイルドっぽくなっています。ひたすらストイックな雰囲気あるブロンソンは力演だが、正直ポール・カージーのシリーズの限界を感じた一作である。 【チャーリー】さん 4点(2002-08-07 13:24:02) |