2.《ネタバレ》 アンナがあまりにも残念すぎる・・・だって一回も戦わなかったし。
そして、目玉のコスプレwだが、カズヤ、ミゲル、準以外はまとも。
あとがまあ残念すぎる。ミゲルがあまりにもミゲルらしくない。
ここからは想像なんだが、ミゲル役のロジャー・フエルタは、元々UFCのトップファイターなんだが、2008年末だったか2009年前半で、格闘技雑誌のゴン格でインタビューされた時に映画鉄拳の収録が終わったって言ってたので、その時点ではなんの役なのかは決定してなかったのではなかろうか。
ただ、現在アメリカは空前のUFCによるMMA(総合格闘技)ブームであり、MMAファイターからはランディ・クートゥア、チャック・リデルらが映画デビューを果たしている。
今回の鉄拳にも、米国MMAイベントのストライクフォースから、マーシャル・ロウ役でカン・リーが出演しているあたり、現在のMMAブームにあやかって、UFCでも男前のロジャー・フエルタを起用したといえよう。
日本で言う、マサトのようなイメージだ。
したがって、ロジャー・フエルタを使うということが決定しており、その後が未定だったため、とりあえず話題作りとして収録し(しかもウェルター級世界王者のGSPへの挑戦のチャンピオンシップ前)、何の役でもいいように適当な格好で収録したに違いない。
そう考えると、鉄拳のキャラで「一番どうでもいいキャラ」といえば、ミゲルなわけである。 6BRでのエンディングもあのザマだし・・・
だから、ミゲルはああいう形になったと推測される。
しかしながら、今回の映画、一応下地はきちんと原作をなぞってはいる。
そしてアクションもまともだ。ただし原作技はほとんど出ないけどな。
クリスティがなぜか骨法・合気道と、格闘技ベースが違うとか、細かいところは変わってるが・・・
特にニーナとアンナが仲がいいとかw
他に突っ込みどころといえば、どこがトーナメントやねんとか、三島財閥の統括している場所がアメリカだったりと、いろいろある。
あの平八の顔は出落ちすぎるしな。
突っ込みどころが多いのですが、ドラゴンボールほど突き抜けてなく、見れる作品ではある。
そこがかえって残念なところ。
やるなら徹底的にぶっ壊れててほしかったが。
まあそれにしても、カズヤの「ヘイハチ、ミシマ、イズ デッド」の台詞には笑った。