24.スポコンもの成長ものとして十分おもしろかった。黒澤というよりは大河内傳次郎、月形龍之介目的なのでそれでかなり満足。大河内傳次郎が藤田進に猛稽古つけたというシーンはかなり見たいが、月形龍之介はあのイカした格好が見れただけでかなりの収穫。武道家同士の命を懸けた戦いにシビれます。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-18 22:06:05) |
23.ご存知、黒澤明監督のデビュー作ですが、既にこの作品からして巨匠の名に相応しい力強い演出が所々見られます。大胆に格調された試合のシーンといい殺気漂う右京ヶ原での死闘での迫力ある映像、とても監督デビュー作品とは思えないものがあります。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:46:53) |
22.独立した一つの映画としては、確かに、通俗的で面白いものには思えないかもしれません。しかし、黒澤作品という連鎖の最初の輪として見ると、非常に興味深い作品だと思います。、、、、、個人的には、ずっと黒澤映画には、どこか違和感を感じていたのですが、この姿三四郎を見て、黒澤監督の根底的なモチーフが素直に了解できたような気がして、その違和感がかなり解消しました。、、、、理想的な生き方とは何か、そしてそれを阻むものは何か、という問題意識が黒澤監督の出発点であり、その問題をいろいろと考えて行くとき、悪、狂気、生の躍動性といったテーマが次々と現れだのではないかと。、、、、、、、映画としては、最後の右京が原の決闘がしびれますね。村井某の部屋のシーンから風の音がずっと続き、腰よりも高い草が風に揺れる丘、一人三四郎が風に立ち向かう。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-24 02:34:25) (良:1票) |
21.黒澤明の監督デビュー作だが、全盛期の黒澤映画を見慣れていると大分物足りないのでちょっと他人には薦める気は起きない。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2005-03-11 01:17:06) |
20.黒澤監督の作品と言うことで期待してたんだがイマイチですね。水戸黄門とかが好きじゃないとおもしろくないんではなかろうか。柔道自体は大好きでプライドとかに柔道選手がでてると応援してるがやっぱ柔道だけで町のゴロツキには勝てないと思う。これ見終わった後、普段あんまり口を聞いてくれない父親が話し掛けてきたので、まあ軽くシカトしときましたけどね(瀧本風)。 【膝小僧】さん 4点(2005-01-10 20:09:14) |
19.非常に分かりやすい作品。姿三四郎がいろいろなことに心を惑わされつつもどんどん強くなっていく様が面白く、まるで漫画やアニメを見ているようだった。また、のちの黒澤監督の作品に、この作品と似たようなシーンやセリフ、カメラワークがあるので、まさに黒澤映画の原点といった感じ。 【zahrky】さん 8点(2004-11-13 20:50:47) |
18.演じるというか、そのまんまの藤田進に尽きる! 真っ白な柔道着が似合う姿三四郎(藤田進)、純朴かつ誠実そのもので好感度大。対する月形龍之介演じるあのムカデみたいないやな奴、檜垣源之介との対比が姿三四郎のそれをより一層際立たせている。また、矢野正五郎(大河内傳次郎)の口から出る柔道家(柔の道を志す者)らしい、闘技と人の道を一致させた言葉も味わい深くいつまでも記憶に残る。実際この映画では派手な格闘シーンを披露するわけでもなく、主人公達の心理描写、雰囲気描写などで盛り上げ受け手の想像力にまかせるという独創性ある演出も、さすが黒澤明という感じがする。唯一残念なのは、古い作品なので画像が傷んでおり、しかもカット版ゆえに正しい評価が出来ないということです。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-10-29 21:30:48) (良:1票) |
17.清廉潔白な姿三四郎は気持ちいいが無難な展開に惹かれなかった。 【スルフィスタ】さん 4点(2004-09-15 12:36:16) |
16.柔道の創生期、柔道対柔術などを題材にしており、荒々しさ、猛々しさの中に心技体を求める三四郎の姿が良いのでは無いでしょうか。ただラストの死闘があまり迫力が伝わってこない。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-02-08 12:44:50) |
15.話の内容は今となってはありきたりだけど、続編に比べればシンプルな分良かったかな。 【ボーリック】さん 4点(2003-12-20 00:28:22) |
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【ボバン】さん 4点(2003-12-07 15:29:54) |
13.明治の日本と柔道の素晴らしさを実感できる映画。 決闘前、風の吹きすさぶ草原で民謡?を歌いながら相手を待つシーンが好きです。音声があまりにも聞き取りにくいのが残念。 【番茶】さん 8点(2003-11-23 09:55:50) |
12.うーム。途中、説明入ってるし、微妙だなー 大根役者の藤田進はいい味出してたんだが 【たましろ】さん 6点(2003-11-05 23:06:16) |
11.黒澤監督がスポ根ものを撮っていたというのは意外でしたが、はっきりいって平凡そのもので面白くもなんともありませんでした。 【のほほん息子】さん 4点(2003-10-31 02:52:19) |
10.古い作品だけに、見辛い、聞き辛い点があるのは残念ですが、内容は素直に楽しめる作品だとおもいます。今も色あせないものを確かに持っています。 |
9.1943年にこれほどの映画が出来たのが驚き。月形龍之介はほんと憎々しく敵役を演じていますね。何十年と映画を見ていますがあれほどの敵役は早々いません。惜しむらくは作品自体が古いせいか、ビデオで見たせいなのか映像が観ずらく、セリフも聞き取りにくいこと。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-10-15 20:47:15) |
8.この作品が黒沢作品ではなくて、今、全く同じ映画(もちろんモノクロ)が無名の監督によって制作されたものだとしたらこのぐらいの点数ではないでしょうか。こんなひねくれた見方はダメ? 【レンジ】さん 3点(2003-10-05 10:18:39) |
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6.男として見ていて面白い。ヒーローものの漫画を思い出します。面白いのですが時代が時代だけに今の世の中ではシンプルすぎるかな?素直に見れない自分が残念な気もしますが、仕方ないとも思います。 【虎】さん 8点(2003-06-04 07:42:05) |
5.三四郎が小夜に対して幾度も返す言葉「いいんです」が印象的でした。何だか現代の男どもには感じられないダサくも純なトコを三四郎は持っていて、そこでまた彼はいい味出していたと思います。満点つけたいトコなんですが、古くて音声が聞きとりにくかったとこでマイナス一点です。 【レディへ】さん 9点(2003-02-12 13:29:20) |