20.迫力とインパクトはあったけれども、崔洋一の演出は、ほかの作品同様、ケツの穴を目の前につきつけて、どうだというような、悪趣味なところがあるので減点。 【goro】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 02:31:08) |
【武蔵】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-08-15 16:22:58) |
18.女としてというか人間として怒りを覚えました。暴力とか欲とかなんであんな人間になってしまったんでしょうか。。父と一緒にみていたので、とても気まずかったです。 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-02 15:14:47) |
17.この映画の中で「おまえは金俊平の息子やぞ!」これほど説得力の無い言葉は他にない。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-24 13:09:29) |
16.いらないエピソード多すぎ。でも濱田マリ最高。 【k】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-16 00:38:40) |
15.最初と最後の船から大阪の町を見つめるまなざしから蒲鉾屋をはじめるまでの間の人生に想像がふくらみます。いっしょに見た妻は 何でこんな映画を見せる!!気分悪い!!と怒っていました。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-30 08:50:05) |
14.“暴力”という言葉は、この映画の為にあるような気がする。観終わった後、首をしめられているような息苦しさと、激しい怒りに襲われました。もう、二度と観たくない。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-26 17:03:29) |
13.今までみた映画の中で不快な映画TOP3に入るはずなのに、最後まで見てしまった。 これはやっぱり、なんかこの映画の魅力なのかもしれない。 たけしのすごさ?なのか。 とにかく観ているのにも体力が必要だった。 【ckeru】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-08 18:28:06) |
12.一人一人の役者の個性が際立っている。決っしてたけし一人で成り立った映画ではない。が、しかし、それでも尚あり余るほどの北野武の存在感の凄まじさに脱帽です。ふと思ったのが、もし北野武がこの世を去った時、いったい誰が彼の代わりを演じられるのだろうかと思った。全く無理な話で、おそらく完全に北野武は北野武でしかないという決定的な固定ジャンルになってるのだろうと確信しました。作品自体の評価に戻しますが、残念ながらストーリー運びが若干ちぐはぐ。いつ物語が始まるのだろうと思いつつ最初は見ていた。見終わってみるとだから何だという思いになってしまう。もっとこの作品を吟味するにはやはり小説を読むしかなさそうだ。そういうパターンは私は好きではないのだが、そうしないともったいない映画だとも感じました。 【はむじん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-21 00:10:29) |
11.一人の男の生き様をとことん描いてくれた作品だと思う。北野武の演技は本当に迫力がありますねっ!スケールもでかかったです。しかし波乱に満ちていて最初は見ていて面白みがあるんですけど、そのうち単調になってしまってる気がして惜しかったです。しかしよくここまで本当に最後まで一人の怪物と呼ばれた男の一生を映画で描ききってしまったなと思いそこは凄みを感じました。 【Ⅴ.I.ッKU-S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-19 23:13:44) |
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10.コメントに困る映画。いい絵が撮れてるし重みだけは存分にあるが、これが映画として面白いかと言えば、全然面白くない。おそらく映画の冒頭で観客が感情移入するべき視点を見つけられないのが原因。子供時代の金正雄の存在感が無さ過ぎるのだ。 【337】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-17 04:14:01) |
9.もう少し金俊平の人間像を描いてほしかったなぁ。ストーリーも断片的で落ち着かなかった。美術的には最近にない出来なので非常にもったいない作品に思えた。 |
8.ハードな一家をそのままみているようだった。最悪な親父だけどそれでも心の底から「嫌な奴だな」とは思わなかった。逆に金俊平を白い目で見ている奴に嫌悪感を覚えたほど。前半はグッと引き込まれ、後半は少しトーンダウンしたものの、充分見応えのある映画だった。 【Syuhei】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-05-03 23:18:41) |
7.梁石日、鄭義信、崔洋一彼らの想いが十二分に詰められており、戦前・戦後を生きた一人の在日朝鮮人一世の一代記としては、かなり真に迫っており、在日の物語としては一番のデキじゃないでしょうか。一世世代には結構こういう人がいたんじゃないでしょうか?あの時代、国では飢餓が蔓延していたでしょうし、まともな職もなく、出世も望めない。野心と欲望に燃え、時と場合には国を売る覚悟(当時は日本国籍なのかな?)で海を渡ってきた人間です。日本人からの差別も受けるだろうし、コレくらいのバイタリティを持たねばならなかったのかもしれない。父を憎めども父に似ていく正雄、父は高瀬川のごとく愛すればこそ人も殺すが、自分は姉を死に追いやる。自分の最期を考え、後継者に指名するも、父を許せない正雄。この父にしてこの子あり、血の因果といったところでしょうか。海を渡ってからカマボコ屋を興すまでの語られない時間が描かれないからこそ想像を掻き立てられます。仕事上知り合う、土建屋の社長で在日一世の人って皆、大なり小なりこんな感じのところがあります。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-04-19 23:41:21) |
6.暴力が目立つ映画だったけれど、不快さはあまり無かった。金俊平は確かに鬼でやりたい放題だったけれど、それよりも金俊平の商売人としての信念の強さを大きく感じた。良かったです。 【civi】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-04-03 06:36:40) |
5.欲望のままに、本能のままに荒々しく行動する破天荒な「怪物」をたけしが鬼気迫る熱演。田畑、中村、濱田も強く印象に残り、株を大いに上げたな。昭和の戦時中から戦後、経済成長の様子も上手く描いていた。韓流ブームとやらに乗せられている人達に見せてやりたい。 【ロカホリ】さん 8点(2004-11-24 01:37:00) |
4.音楽の多用が気になりました。ボカシは…どうせ入れなきゃダメなら、やはり無いように撮った方が良かったのでは?邪魔でした。 主人公像がよくわかりませんでしたが、何だか凄い人物でした。 【じふぶき】さん 5点(2004-11-13 17:26:59) |
3.凶暴、強欲、そして精力絶倫、究極の「雄」を描いた映画。自分の気の趣くままに雌を力づくで自分のものとし、純粋に己の為だけに生きるその完璧なまでの傲慢さの前では、「人間として正しいか」などという薄っぺらな道徳観など有無を言わせず吹き飛んでしまう。そういった実在の男の存在感、恐怖がリアルに伝わってきた。この男が過去にどのような経緯でこんな人間になったか(きっと生まれながらにしてそうなのだ)、そして年を取ったその果てに惨めな目に遭って後悔したかなど、そんな些末な筋書きなど観ていて思い浮かばない。徹底した強さは孤独の寂しさなど凌駕し、金俊平は死ぬ時まで惨めな思いなど持たず、後悔など微塵も感じなかっただろう。彼はあれほどの傲慢不遜を極めながら、物語の中ではその生き方を肯定されている絶対的な存在であり決して「悪役」ではない。誰もがドロ臭く必死に生きていたかの時代、彼の生き方は現代の人間が失いつつある圧倒的な野性的な生命力に満ちており、動物としての視点で見れば誰よりも人間らしいのかもしれない。そんな主人公に共感できるかどうかはともかく、この映画は誰もが道徳観をたやすく無視した視点で観てしまうのではないか。倫理や道徳などという文明的なものよりももっと底深いところにある、彼の持つ人間として、動物としての根本的な生命力に惹かれてしまうのだろう。奇妙な棒読み口調と無表情さで、ぞっとする様な無気味さを感じさせる北野武の演技は圧巻。オダギリジョーを始め、脇を固める役者達の演技もド迫力である。なんとも重厚で、見応えのある映画だった。 |
2.奥歯が痛い。かみ締めながら見てた、父とその家族、清子。奥歯が痛い。 【ヒロヒロ】さん 9点(2004-11-08 23:15:49) |
1.スタッフも出演者も、それはもう力が入っている。近年まれに見る力作だと思う。それは見ていたらわかるのだが。ただ、映画としては甚だしくバランスが悪いと思うんだ。エピソードごとにシーンがぶつ切りになってしまっていて、それが映画自体の躍動感を殺す原因になっている印象がある。映画がいつ順調に転がっていくのか、上映時間中ずっとそれを考えていたが、どうも最後までうまいこと転がりはしなかった。ちょっと長い。大体、2時間強で1920年代から80年代までを見せるってのにはかなりの無理がある。それでも、久々にビートたけしがはまり役だったので、かつてたけしファンであったぼくにとっては、ちょっと嬉しい。大阪弁には違和感があるが。 |