1.断言。悟飯の悟飯による悟飯のための映画。原作で展開に行き詰まった挙句てっとり早く終わらせるために、あっさりと主役を悟空に交代、主役でなくなった悟飯のあまりにおざなりな扱いに同情したスタッフが「せめて映画では前半だけでも主人公らしくしてあげようよ」と思ったに違いない。実力でも息子に追い越されている悟空がシメをとる体制は変えようがなかったのでそれはそのままだが、それ以外を見ればもう悟飯悟飯悟飯。悟空はラストだけ。カッコ良くて作画バッチリの覚醒悟飯が見られるのは後にも先にもこの映画のみ。ありがとうスタッフ!